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「株価10倍を達成したゲーム株」はこれ!日本株高騰のなか“明暗くっきり”のゲーム銘柄8選

●『ドラクエウォーク』の開発を手掛けるコロプラ

 位置ゲーム『コロニーな生活』から始まり、『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』『白猫プロジェクト』で名を馳せたコロプラ。上場来高値は『白猫プロジェクト』配信開始の2014年につけた4975円。その後は『ドラゴンクエストウォーク』配信開始時の2019年に株価上昇局面があったものの、現在は5~600円台。 『白猫』ブランドは長寿命化に成功し、『ドラゴンクエストウォーク』も堅調。新たに注力しているブロックチェーンゲームや、『真・女神転生』シリーズの名物クリエイターだった金子一馬氏を迎えての新作の出来が、株価浮上のきっかけになるかもしれません。

●『ラブライブ』で一世を風靡したKLab

KLab

『キャプテン翼』のゲームも配信するKLab公式サイト

 ソーシャルゲームの開発・運営を軸に事業を展開し、2011年に上場したKLab。2013年配信開始の『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』(運営:ブシロード)の開発で脚光を浴び、2014年には上場来高値をつけました。  しかし、2022年にはその流れを汲む『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』から撤退というニュースもあり、株価は現在上場来安値の200円代前半に突入する逆テンバガー(1/10)状態。今年1月に、「『ポケモン』ライク」と世界的に話題になったサバイバルアクション『パルワールド』の制作スタジオとのゲーム共同開発を発表し、そこに期待がかかります。  以上、数あるゲーム株のなかから8銘柄の動きをざっくりと見てきました。Switchの後継機はどうなる? ブロックチェーンゲームの行方は? メタバースゲームは浸透するのか? 次なるゲーム株の主役をいち早く見つけたいものです。 <文/卯月 鮎>
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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