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観光ビザ解禁のサウジアラビアではSPA!の持ち込みが違法だった

 2019年9月27日から日本を含む、49の国と地域を対象に観光ビザの発給が解禁されたサウジアラビア。これまで巡礼ビザの対象となっているイスラム教徒、駐在もしくは出張のビジネスマン以外の入国は厳しく制限されていたため、この観光ビザ解禁のニュースは世界中で大きな話題となった。

観光ビザがオンラインで申請可能に

サウジアラビアのビザ申請サイト

サウジアラビアのビザ申請サイト

 筆者はちょうど2019年~2020年の年末年始を使って世界一周の旅を計画しており、せっかくなのでサウジアラビアに立ち寄るルートに変更。観光ビザもいちいち大使館に行く必要もなく、オンラインで簡単に申請手続きができた(※空港到着時のアライバル申請も可能)。  まず手続きに必要なアカウントをビザ申請サイトで発行。すぐに承認コードが送られるため、それを打ち込んでログインすれば申請手続きの画面に移る。あとは顔写真の画像をアップし、氏名や生年月日、住所やパスポート番号、サウジアラビアへの出入国予定日、滞在先などの情報を入力すればOK。  イメージとしてはアメリカへの渡航に必要なESTAの登録作業に似ており、そこまで難しくはない。日本語の表記こそないが、記入方法などについて細かくアドバイスした外部サイトも複数あり、そちらを参考にしてもいいだろう。  ちなみに観光ビザで滞在可能な日数は90日で、有効期限は発行から1年間。料金はビザ代と渡航者に義務づけられている医療保険料、それに税金5%と手数料込みで合計463.44リアル(※約1万3350円)はちょっと割高。オイルマネーで潤っているのだからもう少し安くしてもいいと思うのだが……。

水着グラビアが載っている雑誌の持ち込みも刑罰の対象

サウジ国内でのドレスコードについて ※visa.visitsaudi.comより

サウジ国内でのドレスコードについて 画像:visa.visitsaudi.comより

 今回はサウディアというサウジアラビアの国営航空会社でUAEのアブダビから紅海に面した大都市ジェッダを訪問。ただし、ビザ申請サイトの服装に関するガイドラインのページには、外国人男性でもハーフパンツなど肌の露出が多い格好をNGとの注意書きがあった。  でも、こうした規制は服装だけではない。例えば、アルコールの持ち込みも禁止されており、アブダビでの搭乗手続きの際に「手荷物にアルコール類はありませんか?」と聞かれたほど。イスラム圏の国々への渡航は比較的多い筆者だが、こんなことを聞かれたのはこれが初めてだ。  さらに同国では水着やヌードなどが載っている動画や画像、雑誌などの所持も違法。抜き打ちでスマホやタブレット、PCの画像を徹底的に調べられる場合があるそうで、日本出発前に見つかったらヤバそうな画像を片っ端から外付けハードディスクに移した。ほかにも出国時に空港で購入した週刊SPA!を持っていたが、グラビアページのグラビアン魂がサウジ的にはどう見ても違法なのでアブダビを発つ前に処分。今後、旅行でサウジに行く人は、服装やお酒以上に注意すべきポイントかもしれない。  だが、結果的には何事もなく無事にサウジアラビアに入国できた。ホテルに着いたのはすでに夜だったため、チェックイン後に食事を兼ねて近くをブラブラした程度だったが、繁華街は夜でも人通りが多くにぎやかだ。  けれど、見かけるのは圧倒的に男性ばかり。サウジアラビアでは宗教的な理由から女性の行動が制限されていることは知っていたが、夜の繁華街は男同士のグループばかりでまるで男子校のような雰囲気だった。
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サウジアラビアでは街中の写真撮影に要注意
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