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「食べ物によっては苦痛に」歯科医師が教える今から“よく噛む”意識の重要性

脳の活性化や肥満対策にも重要

食事噛むことで全身だけでなく、脳への血流量も増え、脳が活性化されます。噛む回数の低下が認知症にも影響するという報告もあるほど、噛むことは脳に良い刺激をもたらしているのです。 また、よく噛まずにお食事をすると満腹感が得にくくなり、ついつい食べすぎてしまうことから、肥満になりやすくなってしまいます。 その他にも、食べ物が喉に詰まる誤嚥や、胃腸への負担が大きくなり腸内環境が悪化するなど、さまざまなリスクに繋がります。

“よく噛む”ことを今日から意識しましょう

噛む回数は、食べ物によっても異なりますが、1口に30回噛まなくては……!などと気を張りすぎずに、その時の食べ物に応じて“よく噛む”ことを意識しましょう。 <文/野尻真里>
一般診療と訪問診療を行いながら、予防歯科の啓発・普及に取り組んでいる歯科医師です。「一生涯、生まれ持った自分の歯で健康にかつ笑顔で暮らせる社会の実現」を目標にメディアで発信をしています。X(旧Twitter):@nojirimari
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