初対面で「触らせろ!」元スナック嬢が明かす、“迷惑客”が常連の“良いお客様”に変わった瞬間
繁忙期に満席で客が“イライラ”
さて、福永さんがスナックの仕事にも慣れてきた頃、ちょっとした“事件”が起きたという。12月の金曜日、他の女の子が体調不良で当日欠勤した夜のことだ。
「忙しい時期にもかかわらず、ママとボーイさんの他は私1人になってしまったので、嫌な予感がしました」
オープン時間を迎えると、常連の“端おじさん”と呼ばれる50代の男性が来店。彼は超ヘビースモーカーで、常に黒のライダースジャケットを着用し、カウンターの“端の席”が空いていないと「じゃあ、いいや」と帰ってしまうほど、こだわりが強かった。
そんな彼の接客をしていると、10分くらいで満席に。すぐに手が回らなくなった。満足に相手ができなくなると、貧乏ゆすりをしてあからさまに不機嫌な態度になった。カタカタカタカタ……。そして、ついに声を荒げる。
「女の子を付けろ!」
「早く呼べ!」
「こっちこい!」
「俺のそばにずっといろ!」
ボーイが休んでいる女の子たちに連絡し、出勤のお願いをする。ママと福永さんが彼をなだめていたが、店内には険悪なムードが流れていた。
投げつけたライターが自分の頭に直撃!
明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスで様々な雑誌・書籍・ムック本・Webメディアの現場を踏み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者として活動中。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。趣味はカメラ。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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