更新日:2025年03月12日 16:13
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知らない人だけが損をする「コスパが悪すぎる服」に共通している特徴

★ラグジュアリーブランド、インポートブランド

コスパが悪すぎる服 これは既知のことでしょうが、ラグジュアリーブランドは「ブランディング」に多額のコストを払います。世界観作りのため店舗内外装はもちろん、ショッピングバッグから制服、VIPを招いたパーティやパリミラノのランウェイショー開催など。  東京コレクションであっても1ブランドあたりおよそ数千万程度のコストがかかるのでランウェイショーなどは華やかに見えますが、そのコストは当然消費者が払っているわけです。原価として考えるとかなり不利です。  しかしながら、もちろんこれらは無駄ではありません。世界観が明確だからこそ満足度も高くファンも生まれる。ビジネスとして成り立っている以上悪いことはまったくありません。

現地で買うと日本価格の30%OFF程度で手に入る

 ただし、原価ということにこだわる、コスパということにこだわる人からすると気にはなるでしょうね。  また、インポートブランドは内外価格差があります。たとえば、ヨーロッパのブランドなど現地で買うと日本価格の30%OFF程度で手に入ることも多いです。タックスリファウンド(免税制度)を使えば、さらに安く手に入れられるでしょう。  これはシッピングフィーだったり、日本代理店の利益が入っていたり、また戦略的に展開国によって価格設定を変えていたりとさまざまな要因がありますが……いずれにしても原価という意味で捉えると現地ではない国で買う分割高になっているのは否めません。  以上、今回は「原価」に着目してお届けしました。原価厨の方はぜひ頭に入れておいてください。
MB
ファッションバイヤー。最新刊『ロードマップ』のほか、『MBの偏愛ブランド図鑑』『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Xアカウント:@MBKnowerMag

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