女は男の「食べ物の好み」から性格判定する
外見的特徴、何げない言動から、女は男の人物分析(品定め)をしている。彼女たちがそれを信じている以上、思い込みだ! 偏見だ!との反論もむなしい。その驚くべきプロファイリング理論を拝聴してみようじゃないか
◆好きなんだから仕方ない『趣味・好み』でプロファイル
旅の思い出を語り、女性が笑顔で頷いてくれても、喜んではいけない。
「アジア旅行する男は器が小さい。アフリカや南米に行く勇気もないわけだから」(32歳・飲食)、「一人旅を旅する男はナルシシスト」(32歳・出版)なんて思われているかも。人の趣味・嗜好はレッテルを張るいい材料となる。
ひときわチェックが厳しいのが、食べ物の好みである。食事の際、こちらが慮って「なんでもいいよ」と言えば、それはすなわち「プロデュース力のなさの表れであり、つまり仕事もできない男」(28歳・商社)認定。かといって、「おいしいレストランを知っている人は、家庭では口うるさそう」(37歳・IT)、「グルメと自分で言う人は大したことない」(40歳・IT)と、こだわりすぎても嫌われる。
偏食については、「好き嫌いがある人は、頑固で新しいものに臆病」(32歳・出版)、「偏食な人は、自分が思うように物が進むことを重視するため、他人の落ち度に厳しい」(37歳・金融)と語る女性の一方で、「偏食の男は才能がある。自分を曲げないことが才能に繋がるから」(34歳・広告)なんて言う人もいるからよくわからない。
また、高級志向も歓迎されず。「やたら高級店が好きな男は実は味オンチで、セックスも下手。逆に雰囲気にこだわらずおいしいお店を知っている人はセックスが上手。本質を知るということだから」(32歳・出版)という高尚な?意見もあり、「よほどの金持ちでない限り、寿司屋でウニやトロなど高級ネタばかり頼む男は貯金が少ない」(32歳・出版)と、見えをはっても見破られるのがオチ。
「食欲と性欲は比例。大食いの人は性にもがっつく」(31歳・出版)はよく言われること。が、「貧乳好きは気が利かない。健康的な女性に対して懐疑的なため、女性の好みを理解しようとせず、とんでもない贈り物をする」(31歳・飲食)というのは、個人的恨みだろう。
「いい年をしてビジュアル系好きは、ロマンチストゆえに30代後半でメランコリーを発症し、身を持ち崩す危険あり」(35歳・看護師)、「ヒップホップ系は和を重んじるため、家庭の統率をとるのがうまい」(27歳・IT)なんて見られるから、カラオケの選曲もご用心。
このほか、「坂本龍馬など歴史上の人物が好きな人は臆病。結末が明らかな過去にロマンを抱くより、今を生きるべき」(33歳・金融)、「ジャイアンツ好きは亭主関白」(26歳・事務)、「プロレス好きは理屈っぽい」(34歳・販売)と、もう言いたい放題である。
「自分で多趣味を公言する男は浅い。深い趣味を本当に持つ人は、人に理解されることを期待しないので自分からは話さない」(27歳・販売)という分析の真偽は知らないが……プロファイラー女子の前ではお口チャックが無難かも。
※すべて個人の感想です
― 女の独断的「男プロファイリング理論」に愕然【6】 ―

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