どうにも「やる気」がでない人へ
涼を求めてオフィスビルに駆け込んだら「節電なう」。ウナギでも食べるか!と意気込めば、「稚魚の不漁で最高値」。「やる気」は直滑降でダダ下がりだが、仕事は山積み。生存戦略にかかわる2011年、夏。とにかく「やる気」を出すしかなさそうだ。そこで、「やる気」を出すプロフェッショナルたちに秘策を聞いた。
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文/犬飼孝司(本誌)
まずは朝だ。寝つきが悪いうえに起きられない。「朝起きたらパソコンやスマホ、太陽光などなにかしらの光を浴びましょう」とは、精神科医の西多昌規先生だ。「太陽光を浴びよ」とはよく聞くが、スマホでもいいらしい。カーテンにたどり着く前に、行き倒れていたが、これならできる。枕元のスマホでTwitterをチェックだ。「みんな朝から働いてんだなー。ついでに2ちゃんのまとめサイトもチェックしとこ。はっ! 起きてる……」
ついでにやっておきたいのは、手のひらの中心のくぼんだ部分(火星原)を押しまくること。手相学に詳しい小菅昭子さんによれば、「手相学は東洋医学と結びついた根拠があります。火星原は戦う力や免疫力、生存に関するエネルギーを司るので、朝のみならず、『やる気』が減退したなと感じたら、押してマッサージしたらいいと思います」
また、『やる気がなくてどうしようもない僕を救ってくれる本』の著者・午堂登紀雄氏は、「やらざるをえない環境」をつくるべしと説く。その一例がこちら。
・『to doリスト』は前日につくれ
・シャワールームに防水目覚ましを置いて、そのままシャワー浴びる
・朝にジョギングするときはジャージのまま寝る
・社内に好きなコをつくる
環境が整えば、あとは継続だ。「爆発的モチベーター」なる肩書きを持つ坂田公太郎氏はこう力説する。「とにかく目標は低めに設定し、こなす。達成できたら大げさに喜びましょう。自信が快楽に変わり、意欲が湧きます」
この文章を最後まで読んだアナタ。思いっきり自分を褒めてあげましょう。「最後まで読んだ! よく頑張った!!」。えっ、まだ「やる気」が出ない?
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