【警告】冬の早朝ジョギングは死と隣り合わせ
―[[40歳の危機]その傾向と対策]―
◆40歳になったら脳ドックを受診したい理由
40代に多いという「クモ膜下出血」には前兆がない。
「原因の約8~9割は脳動脈瘤だと言われています。最初の出血で約3分の1が死亡、命をとりとめても後遺症が残ることが多く、完全に治癒する確率は全体の2割と低い。酒量や喫煙の有無、体形も関係なく、誰でもなる可能性があります」(医師であり、医療ジャーナリストでもある森田豊氏)
クモ膜下出血回避には、脳ドックがオススメ。
「脳ドックは“隠れ脳梗塞”を発見するのにも役立つ。隠れ脳梗塞の場合、『ろれつが回らない』『手足にしびれがある』といった兆候が10分程度ありますが、多くはすぐに治るので見逃されがち。しかし、放置すると、約3割の人がいずれ重度の脳梗塞になるというデータもあります」
40代になると、日本人の死因2位である心臓病の危険も迫る。
「症状が軽い場合、アゴ、歯、左肩に痛みを感じる程度のことも」
実は心臓の痛みは、左側ではなく中央に感じることが多い。痛みが出たら程度を問わず、すぐ受診しよう。
◆40男の早朝ジョギングは死と隣り合わせ!
メタボが気になるからといって、急な運動も命をおびやかす危険をはらんでいる。特に気をつけたいのが冬の早朝ジョギングだ。
「冬は空気の乾燥、暖房による湿度低下で皮膚の表面から失われる水分量が増え、脱水になりやすい。夜寝る前に水分をとっていなければ、翌朝の血液はドロドロになっています。そこに冬の冷え込みによる血圧の急激な変化が加わると、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすリスクが高まります。ジョギング前にコップ1~2杯の水分補給を心がけたいですね」
【森田 豊氏】
医療ジャーナリスト・医学博士。診療科を問わないさまざまな病気の概説や、医療にかかわる問題に取り組んでいる。『「病院に行くほどではない」と放っておくと、大変なことになる!』(扶桑社)など著書多数
取材・文/島影真奈美 イラスト/ナカオ☆テッペイ
― [40歳の危機]その傾向と対策【5】 ―
―[[40歳の危機]その傾向と対策]―
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『「病院に行くほどではない」と放っておくと、大変なことになる!』 見過ごしてはいけない18の危険サイン
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