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健康診断で異常がないのに体調が優れない…原因は“汚血”?

頬にはほうれい線が深く刻まれ、髪のボリュームは減り、アゴまわりにはでっぷりと肉が乗る……ある日、鏡を見て気づく中年男の現実はあまりに悲惨だ。SPA!は医療の現場に立つ美人女医45人を取材。30~40代の男性が若さを保つための秘訣や女性に嫌われる要因について、頭のてっぺんからつま先まで教えを請うた。 ◆健康な体は健康な毛細血管から!汚血を短時間で吸い出す施術法 ●武田安代先生(青山からだのクリニック・皮膚科/アンチエイジング)
武田安代先生

武田安代先生(青山からだのクリニック・皮膚科/アンチエイジング)

 ただでさえ加齢によって体のあちこちにガタがきているのに、それに加えて不潔なのは言わずもがな。 「爪や肌、髪の毛がフケだらけなど、いい大人にもかかわらず周囲の人に生理的嫌悪感を抱かせるような人は、不摂生以前の問題かと。お腹が出ていたり薄毛だったり、見た目に難があれば特に清潔感は必須です」(内科医)というアンケートの回答が、核心を突いている。「嫌われない」のではなく、「愛される」中年ボディを目指すなら見た目の清潔感だけでなく、さらに一歩踏み込み細胞レベルで老廃物を浄化する治療に目を向けるべきだ。 「メディカルカッピングで『瀉血』すると、毛細血管に滞る老廃物や二酸化炭素を含む『汚血』を短時間で除去することができます。飲酒や喫煙、不摂生をしている方の血はドロリと粘性が高く、それらが毛細血管の血流を妨げ、体内で不必要なゴミ捨てが正しくできていない状態。それが瀉血によって改善されると、体の末端まで酸素や栄養素が届き、細胞を活性化させるので体が若返ります」(武田安代先生) ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=620390
メディカルカッピング

特殊な細い針を刺すが、体験した記者いわく「ちょっとチクッとするくらいの痛み」とのこと。

 体内の血管の99%を占める毛細血管は、加齢により減少する。そのため中年になると血流が悪くなり、冷えやのぼせ、むくみが起きるのだ。これがひどくなると高血圧を招き、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高くなるばかりか、臓器に十分な酸素、栄養が送れなくなると糖尿病や腎不全を引き起こす。また、筋肉や靭帯、軟骨への血流が滞ると肩こりや腰痛の原因に。とにかく血流の悪化は万病のもとというわけだ。この治療では背中や足の毛細血管を、カッピングによって皮膚表面近くまで引き上げ、特殊な細い針で瀉血する。血流がよくなることはもちろんだが、自律神経のバランスを整えることで、慢性的な疲労や倦怠感、うつ気分などの改善にも効果があるそうだ。 「車はマメなオイル交換をすることで長く走り続けます。人間も同じで体内を駆け巡る血液は、まさにエンジンオイル。健康診断などで異常がないのに体調が優れない。若い頃はこんなはずじゃなかったと感じる人に特におすすめです。血管内をスムーズに血流が流れる状態を保つことが健康や若返りの条件だと考えています。女性では不妊症が改善した方もいますね」  目から鱗のメディカルカッピング。究極のアンチエイジングだ。 ― [愛され中年ボディ]のつくり方 【5】 ―
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