今さらなぜ?あやまんJAPANが株式会社を設立した理由
女性エンターテイメント集団「あやまんJAPAN」が、7月7日「あやまんJAPAN株式会社」を設立し、新たなスタートを切った。あやまんJAPANは、2010年にブレイク、デビューシングルの『ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー』などで一世を風靡した後、2013年には主要メンバーのファンタジスタさくらだが卒業、3人の新メンバーを迎え5人体制となっている。一時の勢いが失われているいま、なぜ会社設立に至ったのか?
広報担当によると、前所属事務所との専属契約が終了したタイミングで、あやまん監督の自己資金100万円のみでいち早く会社を設立し、メンバー5人の結束を改めて強めていくことが狙いだという。
あやまん監督は、「5人体制になったのに、最近では個人での活動が増加していました。あやまん監督は舞台、ルーはDJ、古株は生きるのに必死なんです……」とも語っており、再スタートに並々ならぬ決意がみえる。
実はこの発表直前の7月6日、あやまん監督はバラエティ番組「有吉反省会」に黒髪をまとめた清楚な装いで登場。現在35歳であることを明かすなど話題となった。番組では「あの頃はあれが本当に楽しかった」としみじみ落ち着いた声で語っていたが……。
「早く結婚したいので、脱下ネタしたいです。でも、有吉反省会でおパンツ丸出し変顔ダンスを久しぶりに披露してしまったので、また婚期が遠のきました」
“結婚したい”と漏らしたものの、テレビ出演時の様子からしてまだまだ暴れ足りないというのが本音だろう。
「テレビに出る前のあやまんJAPANはとにかく自由で、自分たちのやりたいことをやりたいように、楽しいことがなにより一番の女の子たちでした。しかし、芸能界に足を踏み入れることによってそうではなくなってしまった部分がありました。一時のブームが去ったいま、今一度原点に返り、自分たちの力で、自分たちのやりたいようにやろうではないかと思っています。日本を、そして世界を盛り上げてイキます」
具体的な活動としては、5人体制になった際にも掲げていた「劇団あやまんJAPAN」構想も具現化していく。さらに、株式会社設立の前からアイデアとしてあがっていた、クラウドファンディングによるCDや商品のリリース、イベント開催などにもチャンスがあれば挑戦していくそうだ。
新生あやまんJAPANの再ブレイクはあるのか、今後の動向に注目だ。 <取材・文/林健太>
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