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悪気はないのに失礼になる…「ゆとり世代」のビジネスマナー

 生徒の自主性を尊重するゆとり教育を経験した世代といえば、一人ひとりが世界でひとつだけの花。それだけに相手が重要となるビジネスマナーは20代にとって鬼門だ。

ゆとり世代「取引先にお詫びの連絡を入れておけと指示されてメールしたら、『電話に決まってるだろ!』と怒られた。メールでも伝われば一緒だと思い込んでいたけど、本当は直接怒られるのが怖くて……。『仕事のしきたりが変化すればいいのに』と、つい新しいツールに逃げてしまう」(23歳・女性・SE)

 そして対面のコミュニケーションも、落とし穴だらけだ。

「気づかないうちに言葉遣いや態度が雑になってしまう。自分では丁寧に話しているつもりでも、話し言葉になったり、『耳に手を当てて、え? はないだろ』と注意されたことも。怒られながら少しずつ覚えていくしかないけど、つらいですね」(24歳・男性・金融)

 確かに先輩や上司たちは、20代が何か“粗相”をするのを今か今かと待ち構えているフシもある。ただ、それには期待の裏返しという側面もあるので、しばらくは我慢が必要かもしれない。

「よく上司に言われるのが『誰かが必ず見てるんだからな』って言葉。確かに自分の席にいると、だらしない姿勢になるので、周りの目を気にしてビクビクしています」(26歳・女性・IT営業)

 こうした厳しい監視の目が和らぐのは飲み会。しかし、気を使いすぎるあまり、ハードルが高くなっている面もあるようだ。

「飲み会の誘いを断ると『ノリが悪い!』と怒られる。会社の飲みは、どこまで酔ってカジュアルにくだけていいのかわからない。だから失礼をする可能性をゼロにしようと思って欠席しているだけなのに」(24歳・男性・公務員)

<仕事中にゆとり世代だと感じた理由>

1位 ビジネスマナーが身に付いていない…43.9%
2位 わからないことがあるとすぐに聞いてしまう…37.9%
3位 上司からの飲み会や遊びの誘いを断った…27.3%
4位 ミスをしたときに言い訳をした…25.8%

― [嫌われる20代]を自己分析する【2】 ―





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