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ドラゴンボールの悟空に萌える女性は多い!? 漫画家まんしゅうきつこが語る

 現在、劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』が大ヒット公開中。テレビアニメ新シリーズ『ドラゴンボール超(スーパー)』が7月から放送開始と、いままた再び大きな盛り上がりを見せる『ドラゴンボール』シリーズ。もともとは少年漫画だが、男性のみならず女性にも人気は高く、主人公・孫悟空に“萌え”を見出す女性も少なくない。

「悟空の魅力と言えば、やっぱり少年らしさがまず一番ではないでしょうか。永遠の少年ですよ、彼は。ブルマに初対面で会ったときに、股間をパンパン触ってしまうピュアな感じにキュンとします。でも衝撃的だったのは、チチとの間に息子ができたとき。悟空がいつ性行為を覚えたんだ!?と。悟空を“少年”から“男”として意識した瞬間でした……」(32歳・保育士)

「“食う・寝る・戦う”って本能の赴くままに生きてるところ。そんな自由な姿に、男を感じます。少年から大人になってもいつまでも戦うことに夢中で、奥さんや息子を放置してしまうところも、男らしくてくすぐられますね。そのくせ奥さんとラブラブなんですから、すごいです。あとは普段、能天気というか抜けてるくせに、戦闘シーンになったとき、スーパーサイヤ人になったときのギャップ! これデカイです。MからSへのギャップというか、眉毛のないスーパーサイヤ人3なんてドSすぎて萌えます」(28歳・派遣)

アル中体験談を綴った初の著書『アル中ワンダーランド』には“ジブリ愛”が込められている

 女性に話を聞くと、『ドラゴンボール』のキャラの中では悟空が一番人気という声が多く、さらに悟空の「少年派」と「青年派」に意見はわかれていた。先日、初の著書『アル中ワンダーランド』をリリースしたばかりの漫画家まんしゅうきつこ氏も“悟空萌え”を唱える一人。自身のブログ「オリモノわんだーらんど」では、高校時代にロケットペンダントに孫悟空(漫画のキリヌキ)を入れていたことがあかされている。

「高校1年生の頃です。中学生の頃からずっと悟空が好きだったのですが、一度、脇道にそれてキー・ホイ・クァンのファンになってしまい、毎月『ロードショー』を買っていました。その時ロケットにキー・ホイ・クァンの切り抜きを入れようとしたのですが、ロケットに収まる丁度いい写真がなかったので、悟空の切り抜きを入れることにしたんです」(まんしゅう氏)

 ブログでは「青年版」の悟空だが、実際にロケットペンダントに入れていたのは「少年版」だったそう。

ブログ「オリモノわんだーらんど」より。まんしゅう氏は高校時代、ロケットペンダントに孫悟空(本当は少年版)を入れていた

「薄々自分でも感じてはいるのですが、ショタコンなんだと思います。小学5年生くらいまでの男のコって、真っ直ぐで、危うくて、素直で、可哀想な感じがするんです。大人の悟空もイノセントで危うい感じはしますけど、やはり大人になると男性性が強くなるというか雄の匂いがしちゃうので。幼い男子のリミナリティ感に強く惹かれます」(同)

 まんしゅう氏は「少年版の悟空の、一点の曇もない純粋さ、神秘性、超越性に強くひかれる」という。ちなみに悟空(少年)が第一位としたら、第二位が「なんか可哀想」という理由でベジータ、第三位が亀仙人で「長いこと亀仙人には触手がピクリともしませんでしたが、大人になってようやく亀仙人の魅力に気付きました」とまんしゅう氏。

 ところで、「孫悟空に萌えるオンナ」のはどういった女性なのか。それとも、そもそも「萌えて当たり前」なのか?

「悟空に萌えるって、割と一度は通る道なんじゃないでしょうか。みんな悟空好きですよね。これといって特別なことではなくて、アイドルやミュージシャンの追っかけをすることと大差はない気がします。ちなみに私の場合、“高校生で男女交際なんてもってのほか。男女交際は20歳を過ぎてから”という親の教育方針の刷り込みがあったので、男女交際はいけないものだと思っていました。現実の男性に恋をしてはいけない、でも二次元ならオッケーと勝手に解釈して、恋愛対象が悟空になったんじゃないかな」(同)

「草食化」など弱体化著しいと言われがちな男として、悟空から学ぶべきことは何か?

「無人島で二人きりになったとき、私を肩にヒョイと乗せて山道をグングン歩いて、その辺のヤシや樹木でログハウスとか作ってくれそう。ゴキブリにもヘビにも動じず、何が起きても『ま、いっか』と笑ってやり過ごしてくれるので、一緒にいたらきっと、安心感がすごい。何が起きても何とかしてくれそうな感じは見習ってもいいと思うよー!」(同)

 スーパーサイヤ人になる素質はきっとない、人間だもの。でも、悟空のように戦い(仕事)を楽しみ、強敵を前にしても「ワクワクすっぞ」精神は見習っても損はないはず。よーし、いっちょやってみっか!

【まんしゅうきつこ】
埼玉県生まれ。日大芸術学部卒。’12年に開設したブログ「まんしゅうきつこのオリモノわんだーらんど」で注目を浴び、現在は漫画家・イラストレーターとして活躍。『ゴーゴーバンチ』で「ハルモヤさん」を連載中(『ハルモヤさん 1』が発売中)。Webマガジン『ドアラジオ』で「まんしゅうきつこのリフォームワンダーランド」を連載中。

アル中ワンダーランド

まんしゅうきつこ、お酒に逃げたらこうなった……。




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