コスプレ衣装で運動会!? 久喜市の“萌とスポーツ”を融合した町おこし「萌☆輪ぴっく」リポート
コスプレイヤーやアニメファンと地域の人々がスポーツを通じて親睦を深める“萌とスポーツの融合”を目指した運動会、「萌☆輪ぴっく」が3月19日、埼玉県久喜市で開催された。なんと参加者は全員コスプレという少し変わったイベントなのである……。
しかも、萌☆輪ぴっくには関東在住者のみならず、岩手県や愛知県など遠方からもコスプレイヤーが多数参戦する。その理由について、主催する久喜市商工会鷲宮支所はこう言う。
「埼玉県久喜市はアニメ『らき☆すた』の舞台として鷲宮神社が登場したことでファンの注目を集めました。アニメがブレイクしたのは10年前ですが、今でも全国各地からコスプレイヤーやファンが“聖地巡礼”に訪れています」
そんな聖地巡礼と町おこしが一体化したコスプレ運動会とはいかなるものか。今回はその様子をリポートしたい。
全国各地から様々なコスプレをした参加者が集った萌☆輪ぴっく。『らき☆すた』のキャラをはじめ、仮面ライダーから初音ミクまで。それぞれが個性あふれるスタイルで競技にのぞんだ。
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イベントは大好きなアニメ作品への愛情を言葉にしてシャウト、声の大きさを数値化し得点を競い合うという萌要素満載の種目、「久喜市の中心辺りで萌えを叫ぶ」からスタート。
本種目で5年連続チャンピオンを獲得したマジンツールさんは、「アニメ『らき☆すた』は自分がコスプレをするきっかけであり、この作品と出会ってなければ今の人生は面白くなかったかもしれない」とコメント。その人生をしみじみと振り返っていた。
そして、らき☆すたのアニメ化10周年の祝福と感謝の思いを込め、「『らき☆すた』、アニメになってくれてありがとう!!」と大絶叫、高得点を叩き出す!
一方、最年少参加者のイワシマグロさんは、司会者に「好きなアニメは?」と聞かれ、『けものフレンズ』や『ラブライブ!』等のトレンドアニメをあげるなか、『らき☆すた』も大好きだと元気良く答えた。
イワシマグロさんは小学5年生で現在11才。らき☆すたのアニメが放送されたのは10年前だ。つまり彼が1才の時である。この発言は、リアルタイムで放送を観ていたマジンツールさんをはじめとする年配のファンはモチロン、イワシマグロさんのように、放送当時まだ生まれたばかりの人たちにも影響を与え続けるなど、世代を超えて愛されているなによりの証拠だろう。
萌とスポーツを融合したコスプレ運動会
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