狙われた国の予算4兆円。持続化給付金を貪る悪徳マルチ
―[新型コロナ詐欺]―
新型コロナで売り上げが落ちた個人事業主や中小企業の救済策として、大きな役割を果たす持続化給付金。すでに4兆円もの予算が組まれているが、濡れ手に粟と言わんばかりに貪る輩が後を絶たない。巧妙な手口を操る最前線を取材した。
国民の血税をかすめ取る輩たちの最新手口とは?
出資してしまったが最後、カネが出資者のもとに戻ってくることはない
1980年、愛媛県生まれ。上智大学経済学部卒。ニューヨーク市立大学中退後、中国に渡り、医療や知的財産権関連の社会問題を中心に現地取材を行う。2008年に帰国後は、週刊誌や月刊誌などに寄稿しながら、「国家の政策や国際的事象が末端の生活者やアングラ社会に与える影響」をテーマに地道な取材活動を行っている。2016年に他に先駆けて『週刊SPA!』誌上で問題提起した「外国人による公的医療保険の悪用問題」は国会でも議論の対象となり、健康保険法等の改正につながった。著書に『中国「猛毒食品」に殺される』(扶桑社刊)など。最新刊『ルポ 新型コロナ詐欺 ~経済対策200兆円に巣食う正体~』(扶桑社刊)発売
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『ルポ 新型コロナ詐欺 ~経済対策200兆円に巣食う正体~』 詐欺師や反社、悪事に手を染めた一般人まで群がっていた |
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