「Bored Ape Yacht Club」のレア度の高い101枚が約27億円で落札。発売した4月から1300倍以上に
NFT情報コレクターのmiin氏は、「NFTはデジタル上の所有証明書といった位置づけで、親和性の高いアートの分野で特に注目が集まっています」と続ける。実際、’21年3月には無名に近いBeepleというアーティストの作品『Everydays-The First 5000 Days』が約75億円相当で落札。同年9月には、猿のイラスト「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」のコレクションが約26億8000万円相当で落札と驚愕の値段をつけている。
その理由についてmiin氏は「仮想通貨での取り引きがメインのNFTアートは、黎明期から成長期に移行する直前。それゆえ、将来性に期待して先行者利益に与ろうと、ビジネスにさとい人たちの投資熱が高まっている」と分析。
さらに、雨弓氏は「世界的なアスリートや著名人が参入し、NFTアートを持つこと自体が一種のブランドやステータスになっているのも理由の一つ」と読み解く。