猛暑により毎日夕方ごろになると汗のベタつきが尋常じゃないスパムです。耐えかねて取材と偽りスーパー銭湯に駆け込むのが常態化。しかし、いくらサッパリしても仕事はそのまま。休憩処でくつろぐ湯上がり女子を横目にビールも諦めて熱帯夜に戻るという不完全燃焼ぶりで……むしろ不健康だわ!
そんな日々を送っていた7月の後半、なんと湯上がり女子をコンセプトにした店があるという情報を入手した。場所は銀座・コリドー街。今や男女が出会うナンパの名所として知られるスポットだが、そんな場所に湯治場があるのか? 期待を胸に、街へ繰り出した。
コリドー街のど真ん中でバスタオル姿の美女が
週末のコリドー街。ナンパ合戦を繰り広げる男女の波をかき分けて訪れたのは、湯上がりガールズバー「ゆあが~る」だ。入り口にある一見、飲み屋とは思えない女湯ののれんをくぐると、カウンター12席のこぢんまりしたスナック風の光景が広がる。そこに「いらっしゃいませ~」と、バスタオル一枚の湯上がりスタイルで接客してくれたのは、ありさママ(26歳)とゆうかちゃん(21歳)だ。
ありさ「上着だけ羽織って、外でお店のティッシュを配ってると、たまに本当のお風呂屋さんだと勘違いして声をかけられますね(笑)」街じゅうの客を吸い寄せる! 魅惑のバスタオル美女たち
むしろ暑さで脳がヤバいことになったのかと疑ってしまいそうだが、ともあれ、若手会社員から遊び慣れたオジサンまで幅広い層が来るという。なかに「地方から新幹線に乗ってナンパをしにきた」という男が夢破れて店に流れつくこともあるそう。そんなコリドー街事情も聞きつつ、湯上がりはいつもビールという彼女たちとキンキンのジョッキで乾杯! それにしてもカウンター越しの、ありさママのこぼれそうな胸元が気になる……。ありさ「なぜか最近、HカップからIカップに成長中で。日に日にブラが小さくなってて、たまにいろいろとハミ出そうになります」
ゆうか「ママの胸はめちゃくちゃ柔らかいんですよ~。(触りながら)あ、今日はいつもより張ってます」
まるで熱湯に浸かったかのようにクラクラする体をビールでクールダウンさせるスパム。“ハミ出そう”というワードをもう少し掘り下げると、猛暑の続く最近はパンツだけはいて、バスタオルを巻いてる日もあるとか! 「暑いし、この時期はスースーして気持ちいい」という彼女たちだが、そのリラックス効果(?)もあるのか、飲みすぎることが多いそう。ゆうか「酔っぱらったまま、前かがみになってカウンターを拭いていたら、バスタオルがするっと。誰にも見られなくてよかったです」
ありさ「22時すぎから混み始めるので、その時間帯はハプニングがちょいちょい起きてるかも(笑)」
ビールを飲みながらフットバスで極楽極楽
その若干のユル~い感じも湯上がりならではの空間だろうか。特に週末の終電すぎは、ナンパの夢破れたサラリーマンたちがこぞって反省会をしにくるのも納得だ。お店を出るとき「また夏の暑さを癒やしに来てください」と、笑顔の湯上がり美人。もうすっかり、ひと風呂を浴びたあとのような清々しい気分になった夜でした。
【ゆあが~る】
住 東京都中央区銀座7-2-14 第26ポールスタービル5F-C
電 03-3573-3338
営 20:00~翌5:00
休 日曜
料 40分/3000円(税サ別)
詳細は https://ginza-cabaclub.com/shop.html まで。
※SPA!見たで初回60分飲み放題3000円
撮影/水野善之
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スパム 主に池袋界隈に出没。重度のタイツフェチで、レギンスに対しては反対の姿勢をとる
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