「手がしびれる…」清原容疑者の不可解な発言をメディア関係者が語る
清原和博容疑者逮捕のきっかけとなったのがいまから約2年前の週刊文春(2014年3月13日号)の入院報道。その後、一切のメディア出演を控えていた同氏だが、報道から約1年後の2015年初頭、沈黙を破って初めて某週刊誌の取材に応じることになる。
当時の状況を知るメディア関係者は、清原容疑者の不可解な発言を次のように振り返る。
「取材の合間に、清原容疑者と覚せい剤所持報道の話題になりました。彼は『クスリはやってない』と答えていましたが、彼はその時点で発行元の文藝春秋を訴えないことを決めていた。それで『なぜ訴えないんですか』と聞いたら、意外な答えが返ってきました」
清原容疑者は、「恩師から訴えないほうがいいと言われたので(訴訟は)やめた」とこぼしていたという。
では、この「恩師」とは誰のことだろうか。素直に考えれば球界関係者という見方が妥当だろうが、その可能性は低い。
実は、2015年初旬の時点で、清原容疑者はPL学園時代からの付き合いである桑田元投手はもちろん、ほかの巨人選手OBともほぼ連絡を取っていなかったと言われている。球界関係者以外で彼が「恩師」と呼んでいた人がいたとすれば、それが裏社会の人物であることは否定できない。
昨年11月に始めた公式ブログ(現在は閉鎖)に何度も綴っていたように「息子に会いたい」と一年前から吐露していた清原容疑者。球界関係者から距離を取り、一人暮らしを始めて寂しさを募らさていたことは間違いない。
メディア関係者によると、別れ際に清原容疑者が漏らした一言が印象に残っているという。
「別れ際に『手のしびれがあるからこれから病院に行く』と語っていました。当時は持病の糖尿病に悩まされていると本人が語っていたので、その通院だろうと思っていました。クスリを使っていたことがわかっている今では、その発言もどこか意味深に感じます…」(メディア関係者)
今後、新たな事実が報じられるにつれ、清原容疑者と球界関係者、そして闇社会とのつながりがさらに明らかになるだろう。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
球界関係者とは距離を取り始めていた

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