’19年「野球番付」決まる。丸(巨人)&秋山(西武)が大関にW昇進! 松坂、根尾・吉田輝は?
日本でプレーするプロ野球全選手の番付を決める「2019年日本野球界番付編成会議」が2月9日、大阪市内のホテルで開かれた。この会議は前年の日本プロ野球(NPB)全選手の成績や過去の実績を相撲の星取りに換算し、毎年3月に大相撲番付と瓜二つの「番付表」として発行しているもので、今年で27年目となる。
今年も全国から集まったマスコミ関係者や、野球ファン、相撲史研究家など約30人の好角家ならぬ「好球家」が約5時間にわたって、口角泡を飛ばすガチンコ議論を繰り広げた。
去年、内川聖一が横綱に昇進し編成会議は大いに湧いたが、今年は広島から移籍した丸佳浩(巨人)と秋山翔吾(西武)がそれぞれ関脇から大関に同時昇進、来季以降の横綱昇進を視野に入れた。
小結だった山田哲人(ヤクルト)と浅村栄斗(楽天)、前頭筆頭だった柳田悠岐(ソフトバンク)がそれぞれ関脇に昇格。幕内12枚目だった菅野智之(巨人)は’18年の成績が「幕内全勝優勝」と認定され、小結へと大きくジャンプアップした。また、西6枚目だった筒香嘉智(DeNA)が同時に小結への“初の三役昇進”を果たした。
発行元の野球界番付社の塩村和彦代表(58歳)は「大関に2人同時昇進したことは素晴らしい。ソフトバンク・西武などパ・リーグ勢の躍進が目立ちますね」と新大関の誕生を喜んだ。
また、今年“新入幕”を果たしたのは、成績が「十両優勝」と認定された宮崎敏郎(DeNA)が西前頭4枚目に。山崎康晃(DeNA)が西前頭8枚目、巨人からFAの人的補償で移籍した長野久義(広島)も西前頭9枚目へとそれぞれ昇進。
また、メジャーリーグから復帰した、岩隈久志(巨人)は張出前頭として番付に載ることになった。
なお、幕下56枚目から「全勝優勝」した山川穂高(西武)は一気に十両2枚目に、7本塁打を放った清宮幸太郎(日ハム)は序ノ口から三段目に昇進。その三段目で「全勝」と判断された岡本和真(巨人)は同じく「全勝」の石川柊太(ソフトバンク)と優勝決定戦の末「優勝」し、幕下への昇進を確実にした。
新人選手は本番付の規定で、昨年のリーグの順位を元にランク付けされる。吉田輝星(日ハム)は東序ノ口3枚目に、根尾昂(中日)は西序ノ口5枚目となった。
今年から選考委員となった大阪府の会社員・杉森友哉氏(24歳)は大阪桐蔭高校野球部出身で、阪神・藤浪晋太郎投手とチームメイト。不振の藤浪は十両から幕下への陥落が決まり肩を落としていたが、高校の先輩である浅村や一つ後輩で「名前が似ている(杉森さん)」という、森友哉(西武)の幕下から十両への躍進を喜んでいた。
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※なお、19年の野球番付は東京・出羽海部屋にて約2週間かけて肉筆で書かれた後、大相撲そっくりの番付表となり3月10日頃より販売される。1枚200円。お問い合わせは野球界番付社(06-6351-5146)まで。
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