SKE48の木本花音（18歳）、二村春香（20歳）、古畑奈和（19歳）が5日、アスナル金山（愛知県名古屋市の複合商業施設）で催された参院選への投票を呼びかけるイベント「愛知×SKE48　7/10は投票へ行こう！」（主催・愛知県選挙管理委員会）に「選挙啓発メッセンジャー」として登場。18歳以上が有権者となる初の国政選挙に自身も初参加する立場からトークショーなどで意見、感想を述べた。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1152239 　3人は投開票日の7月10日に千葉・幕張メッセで開催される「AKB48グループ夏祭り」に参加する予定。当日は投票所に行けないことから、この日の午前中に「期日前投票」（選挙人名簿登録地での事前投票制度）を行ってきたという。イベントに先立って3人に初めての選挙の感想を聞いた。 木本「まず区役所に自分一人で行くこと自体が初めて新鮮でした。子どもの時に親と一緒に行ったことがあるくらいで。でも、投票自体はすごく簡単で、説明通りに進んでいったら一瞬で終わりました。時間がない方でも大丈夫です。（選挙や候補者・政党については）啓発のメッセンジャーをやらせていただくことになったときから調べるようにしていました。周りの人に選挙についての話を聞いたり、親と話したり、（選挙に関連するニュース番組等）テレビやインターネットを見て事前に調べました。いろいろな意見を聞きましたが、最後は自分がいいなと思える人に決めました」 古畑「初めての選挙でしたが、フツーに終わりました(笑)。けっこう簡単にできたので。説明してくださる方もとても優しくて丁寧だったので緊張もしなかったです。選挙では、わたしたちの将来を（立候補している）大人の方に委ねるわけじゃないですか。わたしたちが（国の）将来を作っていくにはまだ幼すぎますが、今、国を任せられる大人の方を決めることについては、わたしたちも責任があります。大事な一票なんだなって感じました。新聞記事などで調べて、自分がいちばん共感できた候補者に投票しました」 二村「（投票所の）ブースに行くのも初めてで、とても静かな場所で緊張しましたが、投票所の方が笑顔で明るく接してくださったので、スムーズに気持ちよく投票が終わりました。『自分の一票で何か変わるのか？』と思う人もいるかもしれませんが、大事な一票ですので若い方にはぜひ投票に行ってほしいです。わたしたちはAKB48選抜総選挙では選ばれる立場ですが、一票でいろんなことが変わってきます。一票の重みを感じますね」 　イベントでは3人と、同じくメッセンジャーに選ばれている熊崎晴香（18歳）の実際の期日前投票の様子がドキュメントムービー「期日前投票篇」で紹介された（同ムービーは愛知県選挙管理委員会ホームページhttp://aichi-18senkyo.jp/で視聴可能）。またスケジュールの関係で愛知県内の期日前投票所にも行けない松井珠理奈（19歳）が「不在者投票制度」に挑戦するスペシャルムービーもサプライズ上映。遠隔地の東京都内で無事に投票を済ませた松井が「18歳以上の方は投票へ行こう！」と映像を通して呼びかけた。 　その後は会場の木本、二村、古畑がお勧めの「なごや飯」になりきって所信表明演説風にPRし、約100人の参加者が気に入ったメニュー（古畑・ひつまぶし、二村・味噌カツ、木本・手羽先）に、実際の投票箱を使用しての「模擬投票」が行われた。結果は42票を獲得した古畑のひつまぶしが他の2人を破って「当選」を果たした。古畑は「うれしいぶし！みんなもひつまぶしを食べて元気を出すぶしよ！」とひつまぶしになりきった（?）語尾で感想を述べて笑いを誘っていた。 　イベントにセーラー服姿で参加していた名古屋市在住の高校3年生、井上瑞穂さん（写真参照）は7月7日で満18歳となり選挙権を得るという。推しメンは二村春香で今年も含め過去のAKB48選抜総選挙にも投票した。今回、本物の選挙に臨む井上さんは「（明後日に）誕生日を迎えたら期日前投票に行ってみたい」と笑顔で語った。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1152240 取材・文・写真／竹内一晴