アラサー女性に急増する「山伏ガール」の言い分
韓流女子に、釣りガール、山ガール……さまざまな○○ガールが現れるなか、いま一番アラサー女性たちの間で注目を集めているのが「山伏ガール」。過酷な山伏修行を体験できるイベントに山伏スタイルで参加する女性が増えているという。それにしても、なぜ「山伏」なのだろうか? 現役山伏ガールを自称する女性たちに話を聞いてみた。
「最初は私も山ガールだったんです」と話すのは、山伏ガール歴1年の中条由衣さん(仮名・29歳)だ。
「でも、ほかの山ガールのコたちと一緒に行動をしていて、なんか軽いなって。オシャレにばかり気を遣いすぎていてありがた味がない。美容・健康面からトレッキングをはじめたけど、内面からキレいになりたい! って思うようになったんです。そこで、行き着いたのが山伏でした。ご利益もありそうじゃないですか!?」
中井さんのような元山ガールからの発展形。そこに、パワースポットめぐりなどを好むスピリチュアル女子の要素も加わえられたのが山伏ガールのようだ。
出羽三山で、友人とともに山伏修行を体験したこともあるという本田舞子さん(仮名・31歳)もこう話す。
「私も含め、周りのコはもともとアウトドア好き。でも、ただオシャレして山登りをしていても女子力はアップしないと思うんです。かと言って、パワースポットをめぐって『良縁』を願うだけというのもダサい。その点、山伏の厳しい修行を通じて得られるパワーは、違うような気がしました。それに、法螺貝を吹けば、腹筋も膣も締まる。女子力は相当アップします。そのほうがパワースポットで願うより『良縁』もあるはず!」
さらに、本田さんいわく「出羽三山での山伏修行では転換・再生の力も得られるんです。それって最強のデトックスじゃないですか」とのこと。
結局、山伏姿になって滝に打たれ、自分を見つめ直してまで得たいものは「女子力アップによる良縁」か。彼女たちの願いが叶うことを切に願うばかりだ。 <取材・文/甲斐仙一>
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