更新日:2017年03月02日 21:17

マツダ「デミオ」がベンツやBMWに勝てた理由【後編】

2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤーはデミオが受賞。今年のCOTYは票が割れた大接戦でした。マツダは一昨年のCX-5に続いてのCOTY受賞。スカイアクティブテクノロジーで大躍進中のマツダですが、デミオがCクラスやi3、レヴォーグなど、(COTY選考上の)ライバルを抑えた理由は何だったのか? 西村直人=文 Text by Nishimura Naoto ⇒【前編】はコチラ ◆個性溢れる“今年の10台”でデミオがCOTYだったのはなぜ?【後編】 <2位>メルセデス・ベンツ Cクラス セダン (インポート・カー・オブ・ザ・イヤー) 1.6リッターと2リッターのダウンサイジングターボエンジンを搭載。1.6リッターはカタログ燃費を上回るリッター18km以上の燃費数値を難なく記録する。Sクラス並の先進安全技術も装備
メルセデス・ベンツ Cクラス セダン

メルセデス・ベンツ Cクラス セダン

<3位>BMW i3(イノベーション部門賞) リサイクル材やアルミなどクルマづくりの既成概念を超えた点が評価されイノベーション部門賞に。i3は、EVのメリットを数値だけで誇示するのではなく「i3のあるカーライフ」を打ち出した
BMW i3

BMW i3

<4位>スバル レヴォーグ レガシィ・ツーリングワゴンの流れを汲むスバルの新星。先進安全装備の先駆けとなった「アイサイト」の3世代目とダウンサイジングターボの組み合わせで、新たなファンを獲得した
スバル レヴォーグ

スバル レヴォーグ

<5位>スズキ ハスラー 燃費数値の過当競争にげんなりし始めた軽自動車界だがハスラーの登場で流れが激変! キュートなデザインとは裏腹に、開発には軽SUV最高峰「ジムニー」のスタッフも加わる本格派
スズキ ハスラー

スズキ ハスラー

<6位>ニッサン スカイライン ステアバイワイヤー技術による「ダイレクトアダプティブステアリング」は、将来の自律自動運転につながる技術。これを市販車として世界で初めて搭載したところが高く評価された
ニッサン スカイライン

ニッサン スカイライン

<7位>プジョー308 1.2リッターのダウンサイジングターボと6ATの組み合わせで実によく走るフランス車。包み込まれるシートと、しなやかな足は唯一無二。ワゴンボディの308SWは荷室も広い
プジョー308

プジョー308

<8位>ジープ チェロキー アメリカ車として初めて10ベストカー入りしたチェロキー。エコカーにどっぷり浸かった日本市場に正統派のSUVは衝撃的。単にワイルドなだけでなく先進安全装備も多数搭載する
ジープ チェロキー

ジープ チェロキー

<9位>ホンダ N-WGN/N-WGN カスタム(スモールモビリティ部門賞) 新・安全性能総合評価「JNCAP」で最高評価の「ファイブスター賞」を獲得し、軽自動車でも安全であることを証明した。N-WGNカスタムはデザイン面でも高い評価を得た
ホンダ N-WGN/N-WGN カスタム

ホンダ N-WGN/N-WGN カスタム

<10位>トヨタ ヴォクシー/ノア プリウスαと同じハイブリッドシステムを搭載したミニバンの巨人「ヴォクシー&ノア」。初のフルハイブリッドミニバンというだけでなく、ドライバーズカーとしても優秀で走行性能も高い 【特別賞】トヨタの燃料電池車への取り組み 2014年度内の販売を目指すトヨタの燃料電池車「FCV」。長年にわたる燃料電池車への取り組みと700万円台という現実的な価格帯で販売するとしたトヨタの取り組みに対して特別賞が贈られた
トヨタ

特別賞

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