枯れた女はどう欲望を満たしたらいいのか?【セックスレス3年になる38歳女性の悩み】

【佐藤優のインテリジェンス人生相談】
“外務省のラスプーチン“と呼ばれた諜報のプロが、その経験をもとに、読者の悩みに答える!

◆枯れた女はどう欲望を満たしたらいいのか?
猫目(ペンネーム)イラストレーター・女性・38歳


 結婚して6年目になります。夫は建設系の会社に勤めていて、3つ年上。私はイラストを描いてお小遣いのようなお金を稼いでいますが、ほとんど自宅に入り浸り。

枯れた女はどう欲望を満たしたらいいのか? 夫は地方の現場に行かされることが多く、そうすると1週間、2週間帰ってこないこともザラ。平均しても週に1、2度しか帰ってこないような生活です。6年も一緒にいれば毎日連絡取ることもなく、私の生活はカラッカラ。もちろん、ここ3年セックスしてません。

 それで友人の勧めもあって出会い系アプリというものを始めてみたのですが、この年になると男は見向きもしないんですね。もちろん、容姿のせいもあると思いますが。こんな枯れた女はどうやって自分の欲望を満たし、充実した生活を取り戻したらいいでしょうか?

◆佐藤優の回答

 猫目さんが深刻な悩みを抱えていることは、よくわかります。しかし、「出会い系サイト」で男性と知り合ってセックスをしても、あなたの問題の解決にはならないと思います。

 哲学者の池田晶子さん(故人)が、こんなことを言っています。

<出会い系にせよ、ネットチャットにせよ、なぜ人は、さほどにまで他人を必要、とするものだろうか。「人とつながりたい」「自分を認めてもらいたい」というのが、ハマる人々の言い分である。しかし、自分を認めるために他人に認めてもらう必要はない。空しい自分が空しいままに、空しい他人とつながって、なんで空しくないことがあるだろうか。人は、他人と出会うよりも先に、まず自分と出会っていなければならないのである。>(『幸福に死ぬための哲学――池田晶子の言葉』37頁)

 出会い系で知り合った男性とセックスだけしても、ますます寂しくなる可能性が高いと思います。一度、御主人に「私は寂しい。セックスをしよう」と話してみましょう。それで御主人が理解を示さないようならば、別の方策を考えましょう。

 私ならば、犬や猫などのコンパニオン・アニマル(伴侶動物)を飼うという選択をしますが、ここではあなたが自分の性欲を正面から見つめる方策について考えます。

 思い切って、女性向けのアダルトグッズを扱っているショップを訪れることをお勧めします。作家の北原みのりさんが代表をつとめる「ラブピースクラブ」は実績もあり、評判がいいです。北原さんは、ショップの目的についてこう述べます。

<ラブピースクラブは男子禁制、女の園です。女性が徹底的に自分のカラダを楽しみ、快楽を追求するあらゆることをお手伝いしたい思いで、1996年に始めました。

 あの頃も今も、私、「女らしい」「女らしくない」って言う言葉が、嫌いなんです。「女らしい」は女の心と体とセックスを縛ります。女がここまでやってもいいのかな、女がここまで求めていいのかな・・・。自主規制かけるような「女らしい」なんて言葉から解放されて、とことん「私が気持ちいいものってコレ!」と心から女を楽しめることしたいっ! という思いでラブピースクラブを始めました。だって私、「女らしい」という縛り言葉は嫌いだけど、女である自分は大好きで、女という生き物が本当に好きなんです。>(LOVE PIEACE CLUBホームページより)

 私は北原さんを、作家、思想家としても尊敬しています。北原さんは誠実な方なので、このショップで働いている人たちも、おそらく北原さんと同じようなものの見方、考え方をしているのだと思います。猫目さんと同じような女性の性の問題について熟知しているので、具体的なアドバイスが得られると思います。

【今回の教訓】
アダルトショップを訪問してみましょう

◆募集
佐藤優さんへの相談を募集中。匿名希望の方はペンネームを記入してください。採用者には記念品をお送り致します。
⇒応募はコチラから https://nikkan-spa.jp/icol_form(PCのみ対応)

【佐藤優】
’60年生まれ。’85年に同志社大学大学院神学研究科を修了し、外務省入省。在英、在ロ大使館に勤務後、本省国際情報局分析第一課で主任分析官として活躍。’02年に背任容疑で逮捕。『国家の罠』『「ズルさ」のすすめ』『人生の極意』のなど著書多数。最新刊は『90分でわかる日本の危機

90分でわかる日本の危機

ニッポン放送で大好評だった特別番組を書籍化。日本再生をテーマに、著者が下村博文文科相、山口那津男公明党代表など5人の専門家と語り尽くす。’15年刊

幸福に死ぬための哲学――池田晶子の言葉

累計30万部のロングセラー『14歳からの哲学』で知られる著者の作品の中から、よりよく生きるための11の言葉を精選。混迷の時代を照らす「言葉集」。'15年刊

新感覚の氷点下ハイボール「ブラックニッカハイボール(350ml)6缶セット」を抽選で10名様にプレゼント

NIKKA
sponsored
「フリージングハイボール」とは、 クセのないクリアな飲み心地のブラックニッカ樽詰めハイボールを使いアサヒビールが独自に開発した氷点下(-2℃~0℃)抽…

合コンで「痛い男」認定される言動――初対面で年齢や容姿をいじる、勝手な判断やアドバイスをしがち…

合コンで「痛い」認定される男の発言には特徴がある
 飲み会や合コンでは、日夜「痛い発言」が飛び交っている。どんな発言が痛いと思われてしまうのか。ツイッターで男性の勘違いや女心の機微をつぶやいて多くのR…

連載

ばくち打ち/森巣博
番外編その3:「負け逃げ」の研究(31)
メンズファッションバイヤーMB
オーダーシャツが4980円でつくれる激安時代、プロも驚く採寸システムとは?
山田ゴメス
女子の間で秘かに流行りつつある「朝セックス」ブームは、男にとっても好都合なワケ
オヤ充のススメ/木村和久
竹原ピストルがオヤジのハートを鷲掴みする理由
フミ斎藤のプロレス講座/斎藤文彦
ブレット対ストーンコールド=序章――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第235回(1996年編)
英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅
「今夜、君に恋に落ちてしまいそうだぜ」――46歳のバツイチおじさんはクサすぎるセリフをさらりと口走った
原田まりる
芸の細かさが目立った2016年地味ハロウィン
大川弘一の「俺から目線」
平穏を望む銀座ホステス・美琴――連続投資小説「おかねのかみさま」
プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
一流芸能人GACKTのギャンブルセンスをプロギャンブラーが採点
爪切男のタクシー×ハンター
チンコのような温かさで私を強くきつく抱きしめて
フモフモ編集長の今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪
希望の星は16歳のJK! ジャッジ次第で天国と地獄[五輪最恐の採点競技]とは?
元SKE48/SDN48・手束真知子の「フリーランスアイドル論」
アイドルはいつでも迷っているんです「集客ができない! フォロワーが少ない! 肩書きがない…」
おじさんメモリアル/鈴木涼美
「ね~え、一緒にお風呂入ろう?」リーマンショックで落ちぶれたおじさんの哀号
僕が旅に出る理由 in India/小橋賢児
北インド秘境で「宇宙に住んでいる」と実感した――小橋賢児・僕が旅に出る理由【最終回】

投稿受付中

バカはサイレンで泣く 投稿受付中
佐藤優の人生相談 投稿受付中