『女くどき飯』作者の峰なゆかが語る「女子にあげるプチプラ プレゼント」は何が正解?
今年はバレンタインデーが日曜日だったために、例年よりも義理チョコの売れ行きが少なかったようだが、読者諸兄の戦果はいかがだっただろうか? たとえ義理チョコでも、いくつになってもチョコレートをもらうのはうれしいもの。だが、喜んでばかりもいられない……。そう、1か月後にはホワイトデーが控えているのだ。何をお返しすればよいのか悩んでいる男性も多いのでは?
アラサーちゃん」や一般男性とのデートの様子をルポした「女くどき飯」(3月6日に扶桑社より発売)で知られる漫画家の峰なゆか氏はプレゼントを贈るときのポイントをこう語る。
「とてもシンプルなことですけど、相手の好みや都合を考えずに『僕がイメージする君の香りだよ』と決めつけて香水をプレゼントしたり、『女のコに赤い薔薇を贈るのが夢だったんだ』と花束をプレゼントしたりするのはただの自己満足。逆に、相手の好みを自分なりに考えて選んでさえいれば、多少実際の趣味とはズレていてもうれしいはずですよ。それに、女性のために普段行かないようなお店に行って緊張しながらプレゼントを選んでいる姿を想像するとかわいいですしね(笑)」
ホワイトデーに向けてお返しを選ぶ際は参考にしてみては? <取材・文/日刊SPA!編集部>
そこで、巷の20~30代女子にもらってうれしかったお返し、げんなりしたお返しについて聞いてみた。
「やっぱりうれしかったのは人気ショコラティエのチョコですかね。量はちょっとでいいから高級なやつがうれしいです」(27歳・金融)
「いつも私がスタバのコーヒーを飲んでいるのを知っていて、スタバカードをくれた会社の先輩。実用的かつ、気にかけてくれていた感がうれしかったです」(30歳・IT)
逆にもらってげんなりだったお返しは?
「ディ●ニーキャラクターのタオルとクッキーがセットになったコンビニで売っているギフトはさすがに……。クッキーもおいしくないし、キャラもののタオルなんて使わないし……。コンビニギフトに限らず、キャラものは本当に好みがわかれるから『あのコはこのキャラクターが好きらしい』という前情報がないなら絶対さけたほうがいいと思います」(29歳・メーカー)
「『お返しにおごるから飲みにいこうよ』はカンベン! 好きな人だったらいいけど、義理であげた上司と飲みに行くなんて何のお返しでもないです……」(24歳・通信)
また、一見女子ウケがよさそうにもかかわらず評判があまりよくないものもあるので要注意だ。
「缶に入った紅茶の葉っぱとかは、おしゃれだな~とは思うんですけど、特に独身女子は、茶葉から紅茶飲む人ってごく少数だと思うんですよね……。それならティーバッグのフレーバーティーとかのほうがうれしいかも」(30歳・広報)
「1500円~2000円くらいのハンドクリーム。男女問わずみんな手頃だと思ってロクシタンとかサボンとかのハンドクリームをちょっとしたプレゼントで贈りがちですけど、それゆえに大概の女子はハンドクリームの在庫過多状態に陥ってるんですよ……」(31歳・飲食)
ホワイトデーに限らず、女子へのプチプラプレゼントを選ぶのはなかなか難しいが、アラサー女子の生態を描いた漫画「
『女くどき飯』 一般男性8人とガチデートした闘いの記録 |
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ