非リア充が「サードウェーブ男子」を1日体験。おしゃれな“丁寧な暮らし”に耐えられるのか!?
「イースト・トーキョー」の暮らしぶりとはどんなものなのか? ひとりデートマスターでライターの地主恵亮が一日体験。サードウェーブ男子の巣窟かもしれないイースト・トーキョーでポートランドの風を感じてみた。
永遠の憧れの対象であるリア充の一派、センス系の人々が東東京に集結している! という情報を得て、西東京の狛江から50分かけて、東東京に足を運んだ。
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初めて降り立った清澄白河。ただ、駅周辺を歩いても、お洒落な建物は皆無だ。駅の周辺は住宅街やお寺だけ。だが、線香の香りに誘われて5分ほど歩くと、「ブルーボトルコーヒー」はあった。グーグルで「ブルーボトル」と検索するとサジェストで「意識高い」と出てくるあのカフェだ。店に近づくにつれ、駅周辺にはいなかった若者たちとすれ違い始める。本物のサードウェーブ男子だ。
中に入るとコーヒーのいい香りが漂う。客の年齢層は意外と幅広い。レジの女性店員に「スタンダードなのってどれですか?」と聞くと、「スタンダードとかないです」と一蹴された。これがサードウェーブの洗礼か。「いやいや、一番売れているものは」と切り返せればよかったのだけれど、店の雰囲気に圧倒され、「そうですよね。じゃあこれ」とブレンドを指さした。店に入ってわずか2分。あっという間にマウントを取られた気分だ。
コーヒーができると、「地主さん」と番号じゃなくて名前を呼ばれる。コーヒーはおいしかったと思うが、私の知る最も高級な喫茶店である「スタバくらいおいしい」と褒めたところで、次へ。
非リア充も「丁寧に暮らす」ことはできるのか?
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