“世界一気持ち悪い男”が、女性の熱視線を独占する方法を伝授
世界で一番気持ち悪い男。もはや褒め言葉なのかどうかもわからないその称号を手にした日本人がいる。
モテないことを逆手に取り、実在しない想像上の彼女との妄想写真を日々ネットにアップし続けていた男がいた。海外でユニークな写真家として人気に火がつくと、国外のマスコミから取材が殺到。イギリスのガーディアン紙からは「世界で一番気持ち悪い男」にも選ばれる。それがこれから紹介する地主恵亮氏だ。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1019949
海外での評判が逆輸入されると、日本のマスコミが飛びついた。そして、架空の恋愛小説『妄想彼女』(鉄人社)を上梓。本はネットを中心に話題となり、スマッシュヒットを記録した。その後、広瀬アリス主演でフジテレビでドラマ化されたことも記憶に新しい。
『妄想彼女』の中では、ユキという名の黒髪の彼女との、恋愛、結婚、そして子育てまでを仮想体験した地主氏。本のヒットで自身は一躍ネット上の有名人となったが、同時に虚しさも感じていたという。
「本当の彼女が欲しい」
妄想彼女に満足していたはずの氏は、当たり前の欲求に襲われてしまったのだ。だが、リアルの世界ではまったくモテなかった。どうやったら女性からモテるのかを寝食を惜しんで考えた。その結果、女性から熱い視線を一身に浴びる、画期的な方法を見つけたというのだ。そんな地主氏を直撃した。
――さっそくですが、どうすればモテるのか教えて下さい。
「わかりました。私は優しい人間なんです。女性はお金が好きですよね(キッパリ)。そこで、写真をみてください。どうです? お金持ちに見えるでしょう」
(「見えない」という記者の発言を遮るように)
「ポイントはバスローブです。六本木ヒルズをこの格好で歩くことによってお金持ちにみえるんです」
どうやらお金持ちに見えれば、モテると言いたいらしい。実際にはお金がなくても、お金持ちにさえ見えればモテる、と氏は力説する。随分飛躍した発想にも思えるのだが。
「好きな人のタイプを聞かれたら、男女問わず『性格がいい人』『優しい人』と口をそろえますよね。ただし言葉を額面通りに受け取ってはダメなんです。『性格がいい人』とは『カッコよくてお金を持っている人』という意味であり、『優しい人』は『カッコよくてお金を持っている人』という意味なのです。お茶漬けを出されたら『帰れ』のサインのように、『性格がいい』と言われたら、『カッコよくてお金を持っている人』と理解しなければならないのです」
――だからお金持ちだと嘘をつく?
「嘘ではありません。演出だと思ってください」
――実際にこの写真をネットにアップしたらモテたのでしょうか?
「男性ファンが増えました」
彼の意識の底に常にあるもの。それは、リア充への反骨心なのかもしれない。俺の人生はこんなに充実しているんだ、というSNSへの投稿。それに対する「いいね!」のお追従。人は見た目が9割、とは10年前の大ヒット本だが、外見とスペックを粉飾して、SNSに投稿すれば、人の関心を買うことは容易いと、氏は警鐘を鳴らしているのではないだろうか。
――地主さんのパフォーマンスは、現代のSNS社会へのアンチテーゼと言えますね。
「違います。そんなに難しいことは考えていません」
ただ、氏はこう続けた。
「マイナスばかりの人生経験は、時に武器になります。だから、自分の未来を悲観することはありません」
金持ち? バスローブさえあればなれる。そう言い切ってしまえば、人生はハッピーになる。
「人生は自分の発想次第で、いくらでも楽しくできるのです」
世界一気持ち悪い男は、世界一前向きな男でもあったのだ。
次回は、生活に余裕のある人の週末の過ごし方の代名詞、スローライフを簡単に実現しちゃいます。
<取材・文/キンマサタカ>
|
『インスタントリア充 人生に「いいね!」をつける21の方法』 地主恵亮著/扶桑社刊 ![]() |
【関連キーワードから記事を探す】
元SKE48・高柳明音「集大成ではなく“はじまりの一冊”」3rd写真集『あかねのそら』から始まる20周年に向けた夢
SKE48・熊崎晴香「全員が主役」12人選抜で見えたメンバーそれぞれの可能性
「急な出張」を理由に休んだPTA役員の“ズル休み”を目撃。スマホで隠し撮りをして本人に問い詰めた結果…
ママ友に“利用され続けた”30代女性。会計時に店員が言った「スッキリする一言」で縁を切ることができたワケ
上場企業を売却して得た20億円を“わずか2年で失った”ギャンブル中毒。「一度きりの人生、リスクを取って行動を起こしてみろ」
“タピオカ男子”にドン引きする女子たち…10個まとめ買いするおじさんも
pato「おっさんは二度死ぬ」は21世紀版「男はつらいよ」だ!<書評・トイアンナ>
SNSに潜む“間接フォローおじさん”とは? モデル、グラドルたちから「怖い」の声
マッチングアプリで出会いまくった女性が語る「イタい男の共通点」
おっさんが自撮りをアプリでデカ目、美肌、小顔にした結果がキモすぎる
「映画デートで女性から嫌われる男性」がやっている5つの行動
「ドライブデートで嫌われる男性」が実はよくやっている4つの行動
「女性がいつの間にか好印象を抱く男性」に共通している5つの言動
銀座ホステスが明かす「モテない50代男性が初デートでやりがちなこと」5選。“おばさんみたいなおじさん”にウンザリ
「トイレ行ってきますね」と言い残し…美人OLが“高級焼肉デート”で衝撃の行動
テレビマンが太鼓判を押す。 2022年に要注目のネクストブレイク俳優5選
40代でブレイク、“お笑い第7世代”永野ד純烈”小田井涼平の諦めない人生とは?
田中みな実に続いてブレイクする女子アナは? プロが大予想
高橋一生が「長い下積み」から脱出って…TVでメジャーになることだけが“ブレイク”なのか?
ブレイク中のSuchmos(サチモス)「がむしゃらにやってたら、スゲーものができてしまった」
女性用風俗を副業にしたら……20代消防士が「3万円の実技研修」で学んだエロ演出と裏オプの実態
男性が「本当に相性がいい女性」を見極めるために欠かせない“5つのポイント”
「男性に幻滅してしまう女性」の本音…口にしないけど、実は嫌われる“男の言動”
「結婚相談所はモテない人が集まるところ」結婚したいのにできない42歳男性、“人生を大きく変えた決断”
女性が「また会いたいと感じる男性」に実は共通している5つの特徴
世界一気持ち悪い男が「スローライフはモテる」を実践!?
“世界一気持ち悪い男”が、女性の熱視線を独占する方法を伝授
ブレイク中の「世界で最も気持ち悪い男」は、クリエーターによる自作自演ではないのか? 本人を直撃【後編】
ブレイク中の「世界で最も気持ち悪い男」は、クリエーターによる自作自演ではないのか? 本人を直撃
非リア充が「サードウェーブ男子」を1日体験。おしゃれな“丁寧な暮らし”に耐えられるのか!?
“世界一気持ち悪い男ランキング1位”に輝いた男・地主恵亮「祖母が泣いていました」
世界一気持ち悪い男が教える、楽器が弾けなくてもミュージシャンになってモテる方法
世界一気持ち悪い男が「スローライフはモテる」を実践!?
“世界一気持ち悪い男”が、女性の熱視線を独占する方法を伝授
主婦ブログのコメント欄でバトルが…司法書士合格者と偽り出没する“ベテ”に大迷惑
エロく激しくいやらしいJCが理想とする先生像とは?
イラッとする中年OLのFacebook投稿――ハワイネタ、有名人の追悼、肉と格闘なう
世界一気持ち悪い男が「スローライフはモテる」を実践!?
“世界一気持ち悪い男”が、女性の熱視線を独占する方法を伝授
“世界一気持ち悪い男ランキング1位”に輝いた男・地主恵亮「祖母が泣いていました」
世界一気持ち悪い男が教える、楽器が弾けなくてもミュージシャンになってモテる方法
世界一気持ち悪い男が「スローライフはモテる」を実践!?
“世界一気持ち悪い男”が、女性の熱視線を独占する方法を伝授
ブレイク中の「世界で最も気持ち悪い男」は、クリエーターによる自作自演ではないのか? 本人を直撃【後編】
この記者は、他にもこんな記事を書いています