「蔵前」がオシャレな街へと変貌。地元の人たちが何よりビックリ!?
東京の東半分、台東区・墨田区・江東区エリアが「ハイセンス」な街へと変貌している。街と人、ライフスタイルの変化を探ってみた。
<イースト・トーキョーの第2期ムーブメントを起こしているのはココ!>
台東デザイナーズビレッジ村長の鈴木淳氏が「袋物や財布屋、バッグ屋が多く、ハンドクラフト系の人たちが集まっている街」と説明する蔵前。空き物件をリノベーションした建物も多く、そこにハイセンスなショップやアトリエが入っていることから“東京のブルックリン”とも一部で言われている。
Webサイト「東東京マガジン」編集長・今村ひろゆき氏が一例として挙げたのは、バックパッカーズホステル「Nui」と、日本初出店の「ダンデライオンチョコレート」。後者は、カカオ豆の選別や焙煎からこだわったチョコレートが味わえる店とあって、2月の開店前から話題沸騰した。
最近は雑誌でもオシャレな街として取り上げられることが増えており、「地元の人たちが何よりビックリしているはず」と鈴木氏。街行く若者に話を聞いても「オシャレな雑貨や家具を見て回るだけで楽しいから好き」「昔ながらな感じと新鮮さが両立している」と賞賛のコメント多し。「蔵前好きというと“通”な感じがする」との声もあり、感度の高い人の間では、もはやベタなくらいな場所か。
― 東京の下町が「イースト・トーキョー」になっていた ―
ハンドクラフト系職人が集う“東京のブルックリン”【蔵前】
この特集の前回記事
ハッシュタグ