世界一気持ち悪い男が教える、楽器が弾けなくてもミュージシャンになってモテる方法
モテないことを逆手に取り、実在しない想像上の彼女との妄想写真を日々ネットにアップし続けていた男、地主恵亮。海外でユニークな写真家として人気に火がつくと、国外のマスコミから取材が殺到。イギリスのガーディアン紙からは「世界で一番気持ち悪い男」にも選ばれる。そんな世界一気持ち悪い男が贈るリア充テク第3弾は、楽器が弾けなくてもミュージシャンになる方法だ。
氏は、よく高校時代を思い出すという。運動ができるわけでもない、目立つグループにいるわけでもない、はっきり言ってしまえば顔面偏差値だって高くない同級生が、バンドをやっているというだけで、文化祭で歓声を浴びていたことを。
楽器が弾ける。バンドを組む仲間がいる。それだけで。彼らは間違いなくグルーブと一体感を生み出していた。男子はドラムが刻むビートに乳首を硬くし、うねるベースラインに蹂躙された女子たちは、足元に水たまりを作っていた。熱狂する観客たちの横で飛び散る汗を浴びた氏は、しみる目をこすりながらそっと体育館を後にした。早く家に帰りたかった。
それ以来、ずっと思っていたとのだいう。
「バンドを組んでみたい」
バンドマン、かっこいいではないか。バンド仲間と音楽で激論を戦わせる。解散に備えて、方向性を確認する。寝ている間でさえ、バーボンとタバコを手放さない。
何より、バンドはモテる。追っかけガールを、毎晩取っ替え引っ替えだって夢ではない。バンドさえ組めば、妄想彼女ではなく、リアルな女性と付き合えるに違いない。
しかし、楽器は弾けないし、もし練習の末に弾けるようになっても、友達がいない。だったら琵琶法師にでもなってやろうか、と自暴自棄になりかけたその時、天啓が降りてきた。その声は氏に告げた。
「楽器が弾けなくても、ミュージシャンになれる」
具体的には、パソコンを持って、ステージに立つ。それだけだという。実践した地主氏の姿をご覧いただきたい。
どうだろう。バンドの一員にしか見えないではないか。
困ったことがあるとすれば、本職のミュージシャンにお願いしなくてならないということ。そしてステージ上でパソコンを開いても、することがない、ということだ。この時はツイッターを更新していた
ステージ上でパソコンを操る専門のメンバーを、マニュピレーターというらしい。具体的に何をしているかは関係ない。ステージ上で、それらしく見えれば何の問題もないのだ。
この写真をSNSにアップすれば、ミュージシャンだと勘違いしたバンドの追っかけから、熱烈なアタックがあるに違いない、と地主氏は強く信じている。
「人生は自分の発想次第で、いくらでも楽しくできるのです」
楽して、モテたい。氏のあくなき挑戦は続くのであった。次回はどんなリア充に変身を遂げるのか、乞うご期待。
また、2月6日には、お台場の東京カルチャーカルチャーでリア充イベントも実施。こちらにも注目されたし! <取材・文/キンマサタカ>
協力/タグチハナ(http://taguchihana.strikingly.com/)
【リア充イベント開催!】
「デイリー地主のリア充ナイト~インスタント リア充 人生に『いいね!』をつける21の方法~」
日時:2月6日(土)18時開演
場所:東京カルチャーカルチャー(台場)
爆笑スライドショーに、本物のんリア充との対決など見どころ満載の3時間。チケット好評発売中!
(http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_160115205121_1.htm) ●地主恵亮著「インスタントリア充」好評発売中!――お金持ち、医者、ミュージシャン、ノマド、スローライフ、カメラ好き、バーベキュー、フェス…… 貧乏でも仕事がなくても、リア充なんて簡単だ。ほんの少しの勇気と知恵で、なりたい自分になれる

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『インスタント リア充 人生に「いいね! 」をつける21の方法』 「世界で最も気持ち悪い男」ランキング第1位に選ばれた男の“妄想”サクセスストーリー。 ![]() |
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