モー娘。鈴木香音の卒業を振り返ってアイドルの人生を考える
フィナーレでは、鈴木の担当カラーである緑のハートの形をした風船が天井から舞い、卒業式の幕引きとなった(実は、この風船すべてに鈴木からの感謝のメッセージが書かれていたとか)。
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「私は世界一の幸せ者」と言うように、たしかにこのような大々的な卒業は誰もが経験できることではない。辛いこともあっただろうが、5年間がんばってきた最大のご褒美のようにも感じる。
鈴木香音は、モーニング娘。’16、ハロプロ、芸能界を同時に卒業となった。福祉の仕事に就くことを目標にしているという。5年間のアイドル活動にピタリと終止符を打ち、おそらく今頃はイチ視聴者として、自宅でポテトチップスなどをほおばりながらテレビを見ているかもしれない(もしかしたらジムに通い出しているかもしれないし、真面目に勉学に打ち込んでいるかもしれないが)。いずれにしても彼女はもう一般人だ。
一生のうちのわずか5年間。17歳の彼女の人生はこれからであり、卒業はゴールではない。「アイドルは若いうちだ」、「卒業したらかつての輝きはなくなってしまう」「アイドルのその後の人生を考えてほしい」とさまざまなことが叫ばれる時代ではあるが、卒業していった本人たちにとってはここまでやったら本望なのではないかと思ってしまう。
モーニング娘。だけでも27人が卒業していった。アイドルを10年以上続けるのも、わずか数年で身を引くのも、どれも正解だろう。卒業コンサートもエンターテイメントの一つであるアイドルグループを観に行くたび、彼女たちの人生について考えされられてしまうのである。そういった思いでライブ鑑賞をしてみるのもおもしろい。
<取材・文/日刊SPA!取材班 撮影/西田周平(24dakun)>


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