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おうちで居酒屋――連続投資小説「おかねのかみさま」

みなさまこんにゃちは大川です。

『おかねのかみさま』40回めです。

今回も六本木SLOW PLAYの奥で書いてます。

今回はタメになることは一切書いてません。

※⇒前回「カウントダウン」


〈登場人物紹介〉
健太(健) 平凡な大学生。神様に師事しながら世界の仕組みを学んでいる
神様(神) お金の世界の法則と矛盾に精通。B級グルメへの造詣も深い
死神(死) 浮き沈みの激しくなった人間のそばに現れる。謙虚かつ無邪気
美琴(美) 普通の幸せに憧れるAラン女子大生。死神の出現に不安を募らせる
村田(村) 健太が師と崇めるノウサギ経済大学の先輩。元出版社勤務
ママ(マ) 蒲田のスナック「座礁」のママ。直球な物言いが信条
学長(学) 名前の由来は「学長になってもおかしくない歳のオッサン」の略

〈第40回 モヒート〉
――蒲田 スナック座礁
「ありがとうございマスっ!起業させてくださいっ!」

「おっけー」

「え」

「いいよ。そのかわりテスト。いまから1分以内にワシが1,000円で買いたくなるものを提案して。それではよーーいスタートーーーーーーーー」

「え、あ、あ、え、えっと、僕いま1,200円しかお金なくって、えっと、ボーダーのTシャツ脱いだら裸だし、えっと、髪の毛?いや、えっと、そうだ、学長肩こってませんか!」

「ぜんぜん」

「15秒」

「えーーーー!ないですよ!僕にそんな突然そんなこと言われても!学長の欲しいものが何かだって知らないし、何も持ってないし!何も持ってないからなんか手に入れたくて起業するんじゃないですか!こんなのムチャぶりじゃないですか!」

「30秒」

「ゲラゲラ」

「いやいや!えーと、暑くないですか?冷房いれてきましょうか?いやちがう。水!水飲みませんか!いらない!なるほど!僕、走ってきましょうか!関係ない?おっしゃるとおりです!わー!どうしよう!どうしよう!」

「15秒」

「そうだ!あしたおウチのお掃除とかどうですか!」

「んー、100円なら」

「なんでよ!」

「10,9,8」

「ワーまって!だめだめだめ!ちょっとまって!」

「5,4,3,2,,,1」

「な、なんでも言うことききます!!!!!!」

「よろしい。1,000円で買いましょう」

「やったーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「(このコ…)」

「(あぁ…バカだ…)」

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土曜日 朝 美琴宅(久里浜)

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