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40過ぎてAVデビューしたガチオタ熟女・井上綾子「私はAVの枠組みに守られたオタクなんです」

AV脳とオタク脳はまったく別モノ

ノリノリでBL話に花を咲かせる井上綾子

――井上さんもやはり、BL系が好きですか? 井上:そうですね、基本的にはBLです。あくまでハードゲイじゃなくてリリカルなBLなんですよ。ハマるジャンルは、『イナズマイレブン』『ビックリマン』『キャプテン翼』とかだったりするんですけどその中でもオッサンがいいんです! 例えばオッサンって言っても同じ中学生なのにすごく苦労人のキャラとか。『弱虫ペダル』なら田所君。弱ペダで田所君行く人はショタじゃないと思うんですよ。汗水たらす系が好きなんです。『キャプテン翼』なら、熊キャラの若林君! 今なら次藤洋や早田誠とかですね。『聖闘士星矢』も当時はアンドロメダ瞬とか、カミュとか氷河だったんですけど、今なら間違いなく蟹座デスマスクと牡牛座アルデバランですね。 ――ノリノリですね。オタク設定のAVはやってみたいですか? 兄キャラとかコスプレしているイケメンとか、自分の好きなキャラとかの絡みはどうですか? 井上:オタクである脳とAVの脳は自分の中で乖離しているんですよ。たとえばオタクは「飛影(※『幽遊白書』のキャラクター)はそんなこと言わない」って言うんですけど、それと同じ。好きなキャラとは絡みたくないんです。むしろ、自分の好きなBLカップルがヤっているところを天井下がり(妖怪)みたいに天井裏から眺めながら、「よっしゃ、そこだ!スクイズ!!」とかサインを送っていたいだけなんですよ。推しのBLカップルが近所の食堂に入ったとき、唐揚げを一個おまけしてあげるとか、ちょっと小鉢をつけてあげる店員のオバチャンでいたいんですよ。 ――ちなみに最初に井上さんがオタクになったのはどんな理由だったんでしょう? 井上:それはアニメ『ビックリマン』です。私は『ビックリマン』のせいで人生狂わされましたね。「ビックリマンチョコ」が大ヒットして、’87年秋からアニメ化されていたんですが、キャラクターが2等身とか3等身なんで引き伸ばすのがたいへんでした。で、最終回間近に昭和天皇の崩御があって放映が一回飛ばされて、そのしわ寄せが最終回に全部来て無理やりオチだけ付けた話になったんです。そのストーリーを補完した作品がこちらのビデオです!(おもむろに紙袋から取り出す)

所蔵するビックリマン関連の記事。「私は情報系のオタクなんで、グッズよりも雑誌の切り抜きが多いんですよね」

――これはマニアの間では相当貴重なものなんですね? 井上:ロッテのプレゼントで頒布されたもので、「ビックリマンチョコ」の袋を5枚一口送ると当たる形でプレゼントされたんです。当時『ビックリマン』は物凄く人気があったものですから、1店舗の限定数があって、お一人様5個までとか規制があって、あちこちの店を回って買い集めました。その当時学生だったものですから、なけなしのお小遣いをはたいて10口とか20口とか応募して手に入れた貴重なものなんです! 今はDVDボックスが出ちゃいましたが、ビデオではもう手に入りませんね。 ――オタク話になるとテンションがぜんぜん違いますね。 井上:そうなんですよ。実は『この美熟女はガチオタでした!』の中でも私が『ビックリマン』についてとにかく熱く語ってまして……。どんな作品かというと私が40分間、延々オタク遍歴について語っているときに、急に電マを当てられてセックスになだれ込むっていう酷い作品なんです(笑)。実際、作品ができあがったときに監督さんと「こりゃ濃すぎて誰も見ませんね」と話し合ったくらいでして。ところが一部界隈では笑いの対象として盛り上がりまして、そのせいで実は今度、「AV OPEN」という日本一のAVを決めようという祭典に、その続編にあたる『キレイな熟女はガチオタでした!』が選ばれているんです!! ――とてもヌケるような作品とは思えないですけど……。ファンの方はどこに萌えてるんでしょうね? 井上:ファンの方はオタ話をしているときの楽しそうな表情がとても良いって言ってくださって。ギャップ萌えって良く言われます。話の内容はどうでもいいらしいです(笑)。
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AV男優は想像以上に大変みたいですね
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