更新日:2021年10月01日 14:50
エンタメ

40過ぎてAVデビューしたガチオタ熟女・井上綾子「私はAVの枠組みに守られたオタクなんです」

腐女子は40歳過ぎると母親モードになる

――ところで今ハマっているキャラはありますか? 井上:『おそ松さん』のカラ松くんが推し松ですね。思う存分、彼の好物である唐揚げを食べさせてあげたい! あと、彼のトラウマになっている梨を思い切り食べさせてあげたい!!って思います。 ――カラ松くんのどんなところがたまらないんですか? 井上:カラ松くんは6人兄弟の二男で、割と家庭内で軽んじられがちなんだけど、そんなことを僻んだりもせずにマイペースに生きている子なんです。あるとき、ドブスといわれる女がやってきて彼と同棲するんですけど、その女が傍若無人で暴力をふるったり、こき使ったりするんです。ほかの兄弟がやめろっていうんだけど「あいつには俺がいないと」って言い続ける。これってDV夫に共依存する女みたい。それでこの子はやっぱり家族に居場所がないから、どうしようもない女に依存とかしちゃって、どうしようどうしたらこの子を救ってあげられるんだろう。私が何とかしてあげなきゃ、梨むいてあげなきゃ、みたいになるんです。 ――それはどちらかというと母の気持ちというやつでしょうか? 井上:昔はこう、「三度の飯よりホモが好き♪」みたいなノリだったんですけど、最近変わってきていまして。今はカラ松くんが幸せになってくれればいいや、その家の中でちゃんと暮らせて、できれば良い嫁をもらってくれて、たまにはホモの相方とちょろっと浮気とかしてくれれば。オタクでも、四十路になるとそう思う人が増えているように感じます。自分が若い時は好きなキャラがみんなウケに見えたんですけど、それが過ぎたら次はみんな息子に見えるようになります。 ――BL好きにも母性が生まれるっていうのもすごいですね。話は変わりますが冬コミ(2016年12月開催)にも出る予定とお聞きしましたが、次はどういった内容で行く予定でしょうか? 井上:誰もが手にとれるようにR-18は少なめにしようかと思っています。AVにおけるトラブルの話と女優さんの年齢のサバ読みを描きたいですね。AVの熟女は逆サバを読んでいることが多いんです。竹書房の「本当にあった」シリーズにあるような、実録四コマ風でいこうと思っています。AVもギチギチしたものより、ぬるいものがいいと私は思うんですよ。漫画もぎっちりしたものより、ゆるゆるした内容にしたいですね。 ――冬コミでの新刊、期待しています。 井上:ありがとうございます、頑張ります! 【井上綾子】 ’72年、長野県生まれ。’14年より活動開始。人妻もの、美魔女もの、母子相姦ものなどの出演作多数。ARMプロモーション所属。9月9日に出る次回作は本格ドラマ仕立ての『昭和みだら妻 ~愛欲に飢える熟した肉体』(http://www.dmm.co.jp/mono/dvd/-/detail/=/cid=h_771torg044/)。出演イベントの詳細はファンサイト(http://goodluckagain.x.fc2.com/)にて告知中。本人ツイッターは @ayako_inoue_arm
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