六本木タワマンのセレブパーティーに女性記者が潜入…参加女性をデリヘル嬢扱い?
住むだけで“人生の成功者”と言われるほどの強靭なステータスがある六本木。
昨年の某日、この街で業界人と夜な夜な遊んでいるファッションモデルの友人A子ちゃんから「タワーマンションでホームパーティーをするから来ない?」というお誘いがきた。
私は、少しだけ雑誌やWebで記事を書いている女性ライター。ファッションモデルのA子ちゃんとは年齢が近かったこともあり、たまに食事をする程度の付き合いがあった。
最近よく話題になる“六本木タワマンのセレブパーティー”……私はミーハーな性格ということもあるが、実際パーティーはどのような雰囲気なのか、ファッションモデルがハイスペというのはどれぐらいのレベルなのか、参加者は恋人を探すために集まっているのか、それとも――というセレブパーティーに対する疑問を解き明かすべく、体当たり取材を敢行した!
夜21時。待ち合わせ場所の東京ミッドタウンにA子ちゃんが現れた。会場のタワーマンションへ向かう道中、彼女に今日のパーティーについて詳しく聞いてみる。
「誘ってくれたのは、弁護士の友だちなんだよね。彼は、もともと1か月前にグラビアアイドルの友人B子ちゃんに誘われて行ったパーティーで知り合った人。最近、彼からパーティーに誘われることが多いんだけど、どこに行っても金持ちばっかりなの。せっかくだから、yukaちゃんも連れて行きたいなと思って」
このようなセレブパーティーに一度でも顔を出すと、そこで知り合った男性から芋づる式でほかのパーティーにも誘われるようになるという。パーティーによっては参加するだけでお金がもらえる「ギャラ飲み」もあるとか。その報酬は、2時間1万円が相場らしい。
徒歩数分でタワーマンションへ到着。ここが今日のパーティー会場だ。マンション内を探検してみると、スポーツジムや商談スペース、高級スーパーやバーラウンジなど、まるで商業施設のように設備が整っている。後々家主に聞いたのだが、家賃は月50万円ほどだそう。
広々としたマンションで迷子になりつつ、上層階にある一室へ。玄関を開けたら、思っていたよりもずっと若い男性に迎えられて驚いた。
A子ちゃん曰く、彼はこのパーティーのオーガナイザーで、現役の慶應ボーイだという。
オーガナイザーの仕事とは、慶應大学OBの社会人が主催するパーティーに女の子を呼ぶアルバイトのようなもの。だから彼らは、パーティーに交わることなく、お酒出したり食事を用意したりするなど、参加者におもてなしをする。かわいい女の子をたくさん集めてOBに気に入られると、就活のときに口利きをしてもらえるそうだ。ちなみに、私たちを呼んでくれた弁護士も慶應大学のOBだった。
場所は、東京ミッドタウン付近のタワマン
タワーマンション内は、まるで商業施設
オーガナイザーは“慶應ボーイ”
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