更新日:2022年08月23日 11:41
恋愛・結婚

六本木タワマンのセレブパーティーに女性記者が潜入…参加女性をデリヘル嬢扱い?

男メンツはハイスペ、女メンツは女子大生

 女性陣は、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)の大学生やモデル・タレントが多く、「六本木でタダで飲んだり食べたりできるよ」という誘い文句につられて参加したようだ。かわいい子もいれば、どこにでもいそうな普通な子もいる。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1295256 参加していた女性 参加していた女性02 一方で、男性陣の肩書きは、弁護士・医者・経営者などが多く、さらにほとんどの参加者がこのマンションの住居人だった。彼らは、マンション内にある入居者しか使えないスポーツジムで顔を合わせるうちに、プライベートでも交流を持つようになったのだという。年齢は40代前後が中心、全身を高級ブランドで固めている人が多く、みな恋人もいない様子だった。 パーティー つまり、このパーティーはお金と時間を持て余している“独身貴族の社交場”のようなものなのだろう。  ――と、この時点では思っていたのだが。まさか、一歩間違えればとんでもないハプニングに巻き込まれそうになるなんて……。

まるで参加者の女の子をデリヘル嬢扱い!?

 22時半過ぎ。男性参加者と会話が弾み打ち解けてきた頃、「X階にある僕の部屋にも遊びに来ない? この部屋とはまた違った景色が見れるよ」とのお誘いが。 景色 たしかに、せっかくタワーマンションに来たなら、ほかの景色も見てみたいと思い「A子ちゃんと一緒に行ってもいいですか?」と彼に尋ねたところ、衝撃的なひと言が。 「僕の部屋は狭いから、一人ずつ来てね 私が一人暮らしをしている六畳のワンルームのアパート(家賃6万5千円)でも3人は入れるのに、どういうこと!? と心の中で驚いていたら、ほかの男性陣も「yukaちゃん、彼の部屋の次は僕の部屋に来てね。僕はY階だよ」と言いだしてきたのである。  そこで、思い切ってX階に住んでいるという男性に小さな声で尋ねてみた。 「ぶっちゃけ、このパーティーってヤリ目ですか?」  最初は「いやいや、普通の交流会だよ」と濁していたが、追及していくうちに「ただ、お金が出てくることはあるよ」とポツリ。さらに「yukaちゃんはNGある?」と逆質問。 「うーん、想像がつかないので具体的に教えてくれませんか?」  すると彼は、私が“脈アリの女”だと勘違いしたのか、大マジメな表情で核心をブチ込んできた! 「フェラのみから本番、複数までいろいろあるんだけどどう? それなりの金額は出せる」  このパーティー、完全にヤリ目だ。要するに、パーティーに参加した入居者が一人ひとりの女の子を自分の部屋に招き、金額交渉とプレイをすることが目的なのである。  さすがに、ヤリ目のパーティーに居続けるのは危険だと思い、「もう少しだけこの部屋で飲みまぁす」と適当な返事をしてからその場を離れ、そそくさと脱出する準備に入る。 洗面台 23時過ぎ、オーガナイザーが目を離した隙に、私はこっそり部屋を抜け出してタワーマンションをあとにしたのだった。 (余談だが、A子ちゃんはそのとき、すでにどこかの部屋に消えていた。後日メールしてみると、何事もなかったかのように「楽しかったね、また行こう!」との返事が……)。

女性読者の皆様、気を付けて!

 今回の潜入取材でわかったことは、タワーマンションに住んでいる人はマンション内に併設されたスポーツジムで独自のネットワークを築いていること、慶應には現役生がOBに女子大生を派遣するバイトがあること、そしてヤリ目のホームパーティーがあること。  なかには、本当に恋愛や仕事に発展するホームパーティーがあるのかもしれないが、今回のように参加者の女性をデリヘル嬢のように扱う質の悪いものがあるのも事実だ。  個人的な意見としては、恋人がほしいなら、相席屋やシングルズバーで出会いを求めたほうがマシ。女性読者の皆様、気を付けて! <取材・文/yuka>
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