生涯未婚、非正規雇用…「孤独死大国ニッポン」になりつつある恐ろしき実態
―[[中年の孤独死]が止まらない!]―
亡くなっても誰からも発見されず、無残に虫の餌食になる痛ましい孤独死者数は、この10年間で3倍にも増加している。その中でも急速に増えているのが40代からの「団塊ジュニア」世代だ。今なぜ彼らは「孤独に死する」のか? その実態に迫る。
団塊ジュニアが直面する「孤独死大国ニッポン」
ニッセイ基礎研究所の調査によると、そんな悲惨な人生の末路である孤独死を迎えている人は、年間約3万人だとしている。しかし、’30年には3世帯に1世帯が単身世帯になることから、これからさらにその数は増えるだろうと懸念が広がっている。
孤独死というと高齢者の問題だと捉えられがちだが、深刻なのはむしろ現役世代のほうだ。孤独死が起こる原因としては、なんといっても、血縁、社縁、地縁、趣味縁など、さまざまな縁から隔絶された末に起こる「社会的孤立」の問題がある。
この孤立度がOECDの20か国のなかでも日本は圧倒的に高い。同じくニッセイ基礎研究所の調査では、団塊ジュニア世代で105万人が「孤独死予備軍」ともいえる孤立状態だとされ、これは8人に1人という計算になる。その数は、団塊世代の3倍以上にものぼることから、40代こそが「孤独死予備軍」となる。
⇒【資料】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1298679

※家族以外の人と交流のない人の割合。友人、職場の同僚、その他社会団体の人々(スポーツクラブ、カルチャークラブなど)との交流が「全くない」あるいは「ほとんどない」と回答した人の割合(合計)ニッセイ基礎研究所のデータ(2014)より作成
―[[中年の孤独死]が止まらない!]―
(かんの・くみこ)ノンフィクションライター。最新刊は『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』(毎日新聞出版)『孤独死大国 予備軍1000万人のリアル』(双葉社)等。東洋経済オンライン等で孤独死、性に関する記事を執筆中 【関連キーワードから記事を探す】
「少額でもとにかく早く始めたほうがいい」40代が“初めての資産運用”で失敗しない方法
47歳の元パチプロ「破滅の始まり」を語る。高校中退してパチプロになるまで
43歳アルバイト、年収250万円男性の苦悩「恥ずかしくて友達には会えない」
新卒での就活失敗を今も引きずる40代非正規雇用者「世帯年収は260万…娘の進学希望も叶えられない」
「40代でも、スムーズに幸せな結婚ができる男性」に実は共通している特徴
「ワンルーム10万円は当たり前」の東京で“一人暮らし向きな街”はどこ?東大生30人に聞いたら意外に人気だった“川の向こう側”とは
「手足が動かなくても、自分の世界は自分で決められる」25歳女性アーティストが口でタッチペンをくわえて描く“自由への道”
2年ぶりに帰省したら実家がゴミ屋敷になっていた
初めての一人暮らしで女子大生が体験した恐怖「玄関に住人からの張り紙が…」
夜になるとお経を唱える、ベランダで散髪…サイコな隣人たち
無人島にたったひとりで暮らす男性が「東京で働いていた頃のほうが孤独だった」と感じるワケ
「友達も彼女もいない自分が結婚するには?」42歳中年童貞の切実過ぎる悩み
友達のいない38歳がスケボーを始めたら悲惨な結果に「肩の骨を折って全治1か月、仕事も…」
45歳エリート営業マンの転落…課長就任後、2人の部下をうつにさせ年収130万円ダウン
下着ドロで人生一転、年収500万円と友達を失った男39歳「ずっとひとりなんですかね…」
「自分は弱者だ」と感じる“普通の男性”が増加…これ以上自己評価を下げないための“考え方”とは
高市政権82%支持の裏側に「マイルド右翼化する男たち」の影。年収500万円でも“弱者感”を抱えるワケ
「モテる男性は上位3割だけ」恋愛市場で“数値化される男たち”の嘆き。毎日2時間の努力も「半分は返事すら来ない」
「強さ・優しさ・コミュ力・美しさ」を備えていなければ“弱者”?エンタメと広告が作りだす“新たな男性像”という呪い
「自分は弱い存在だ」年収400万円以上の“普通の男”たちに広がる「弱者感の正体」
この記者は、他にもこんな記事を書いています





