おなかを刺激するとよく眠れる!? 「快眠整体」を試してみた
仕事に遊びに飲み会と、何かと忙しい社会人は生活が乱れがち。昨今では日本人の3人に1人は自分の睡眠に不満を持っているともいわれている。実際に、寝ぼけ眼で通勤しては会議の最中にウトウト……なんて人も多いのではないだろうか。それもこれも思い通りの睡眠を得られれば解決できるのでは? そんな社会人共通の願いを叶える方法がないのか探るべく、巷にあふれる快眠メソッドを記者が実際に試してみた!
肩や腰がつらいときに整体に通う読者も多いのではないだろうか。整体のなかでも、睡眠改善に効果が期待できるという「快眠整体」なるものがあるという。同整体を施術する「整体・骨盤 カ・ラ・ダ ファクトリー」の整体師の渡辺勇太氏はこう説明する。
「快眠のポイントは、安らぎのホルモンであるセロトニンの量を増やすこと。快眠整体コースでは、腰や首の歪み調整による血行改善に加えて、腸揉みを取り入れています。セロトニンは腸に貯蔵されているので、刺激を与えて活発化させて分泌しやすくするんです」
肩こりでは日ごろ整体のお世話になる記者Hだが、おなかを刺激する施術は今回が初体験。施術用のベッドに仰向けになり、「息を吸ってください」という指示に従って思いっきり息を吸う。吐くと同時に、渡辺氏の指が沈み込むくらい強めの力でぐっと下腹部に押し込まれた。痛みはないが、強い圧迫感がある。その後も呼吸に合わせ、小腸の形に沿って円を描くように押されていった。
終了後、別の取材をこなして帰宅。体に特段大きな変化は感じなかったが、その日の夜はいつもより1時間以上早く眠気が……。仕事を途中で切り上げて就寝し、朝までたっぷり8時間眠った。眠くなったから寝るという、ある意味理想の眠りを得ることができた。
●通常時と比較した検証結果
睡眠時間:416分→492分
熟睡度:51%→69%(※)
※数値の測定には、Android/Appアプリ「熟睡アラーム」(©C2)を使用。ただし効果は記者の主観に基づいており、数値もあくまで目安です。また、複数回検証したものは、最も効果が高かった結果と比較しています。
― 最強の睡眠を決定![快眠メソッド]を実際に試してみた ―
腸セラピーでセロトニンを分泌。その夜、眠気が……
この特集の前回記事
ハッシュタグ