一番よく眠れる方法はどれ? 「朝日を浴びる vs 暗示をかける vs 絵本を読む」
仕事に遊びに飲み会と、何かと忙しい社会人は生活が乱れがち。昨今では日本人の3人に1人は自分の睡眠に不満を持っているともいわれている。実際に、寝ぼけ眼で通勤しては会議の最中にウトウト……なんて人も多いのではないだろうか。それもこれも思い通りの睡眠を得られれば解決できるのでは? そんな社会人共通の願いを叶える方法がないのか探るべく、巷にあふれる快眠メソッドを記者が実際に試してみた!
数多く出版されている、睡眠の専門家による快眠指南本。読むだけで睡眠が改善できるなら最高だが、記者F(33歳・男性)の生活はかなり不規則。明け方5~6時に寝て昼前に起きることも多く、睡眠記録アプリ(※)で通常時を測定してみると、睡眠時間4時間の熟睡度53%という結果に。
まず手に取ったのは『睡眠メソッド100』(かんき出版)。
①朝日を浴びて体内時計をリセット
②日中に適度な疲れを溜める
③深部体温を下げる
④副交感神経を優位にする
が快眠の4条件だという。特に日光は、著者で快眠セラピストの三橋美穂氏いわく「睡眠ホルモンのメラトニンは、朝日を浴びた15~16時間後に分泌されます。日に当たる時間の少ない夜型の人は、寝つきが悪く眠りも浅くなりますよ」とのこと。
そこで当日は10時に起床。15時間後の深夜1時にゆっくり風呂に浸かり、反動で体温が下がる2時間後の3時に軽いストレッチで副交感神経を活発にして就寝した。結果は、熟睡度が87%とかなり改善! しかし毎日は難しいかも。
【測定ルール】
・布団に入る時間を一定に
・摂取アルコール、カフェイン量を一定に
・数値を睡眠記録アプリで測定
朝日、自己暗示、読み聞かせ。本の言う通りにしてみた
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