更新日:2017年11月11日 14:11
デジタル

アートな見た目にウットリする「アクション性ゼロ」のパズルゲーム

ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★アプリ週報

卯月鮎

卯月鮎

 最近はスマホゲームも進化して、本格的なアクションゲームやレースゲームも登場していますが、人目のある場所で一心不乱に画面をタップして、周囲から冷たい視線を浴びるような事態は避けたいですよね。  というわけで、今回は駅や電車内でも落ち着いてじっくり遊べる、アクション性ゼロのパズルゲーム2本を紹介します。しかも、どちらもアート性が高く、オシャレなビジュアルがポイント。「どんなゲームで遊んでるんですか?」と後輩に不意に画面を覗かれても、恥ずかしくないタイトルです(笑)。 『Cobe The Gallery』 iOS、Android/Simbite/基本プレイ無料

Cobe The Gallery

 まず、1本目はポーランド発の現代アートのようなエレガントなパズルゲーム『Cobe The Gallery』。ルールは、緑、オレンジ、茶色などに分かれたフィールドをスワイプして色を塗り替え、規定の手数内にフィールドを一色に染めればクリアというもの。言葉で説明するとややこしいですが、実際遊んでみると非常に直感的で、すぐにルールは飲み込めます。  ただし、ルールはシンプルでも、どういう手順で色を上塗りしていくかをよくよく考えて進めないと一向にクリアできないのが、このゲームの恐ろしさであり、面白さ。ゲーム冒頭の数問ですら、用意されたヒントを使う羽目になってしまいます。  もちろん、難しいだけに解けたときの喜びはひとしお。最後のスワイプで思い通りフィールドがサーッと一色になったときの気持ちよさは格別です。私もパズルは得意なほうですが、かなり手こずりました。これがスラスラできたあなたは天才。パズルに自信のある方はぜひ挑戦してみて下さい! 洗練されたフラットデザインと、ゆったりとしたピアノの音色にも癒されます。
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もう1本は、パズルランキング1位の大人のための塗り絵
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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