「マストドンって強いの?」新SNSの登場におじさん困惑、20代女性も知らない人が大多数。今後やるべき?
とはいえ、ココまで説明されてもなにが楽しいのか、ちっともわからない読者も多いはずだ(汗)。都内でエンジニアとして勤める男性は、マストドンの楽しみ方を「ざっくりとしたイメージですが」と前置きしたうえでこう説明する。
「いま、趣味やテーマごとに様々なインスタンスが立ち上がっています。たとえば、コスプレやカメラ、子育て、就職活動。なかには、LGBT向けのインスタンスまで。僕はアニメが好きなのですが、mixiのコミュニティみたいな感覚で使おうと思っています。とはいえ、まだなにが凄いのか探っている最中ではあります。今後は自分でインスタンスを立ち上げてみる予定」(30代・エンジニア)
しかし、それならばmixiなど従来のSNSでも事足りる気もする。あるIT関係者は、マストドンならではのメリットをこう語る。
「それは、消えないことです。Facebookなどは今後廃れて消えるかも知れないが、マストドンは消えにくい。なぜなら、P2P(ファイル共有をする)型のSNSと、Facebookみたいな一般向けのSNSの中間という性質。つまり、いずれマストドンが荒廃した世界になっても趣味や共通点でユーザーが繋がっている一体感から、ローカルタイムラインだけは機能していくのではないか、と思います」
どれだけ流行ったSNSでもユーザーが減ってしまえば、盛り上がりに欠ける。その点、そもそも趣味など共通の話題があるマストドンは、小さくとも残っていく可能性があるということだった。
とはいえ、かつて未成年の売買春の巣窟となり社会問題となったSNSも存在した。いまでも野放しになっているものさえある。
マストドンは、個人がインスタンスを立ち上げられるうえ、まだルールの規制などが曖昧なぶん、今後は「乱交インスタンス」や「薬物取引インスタンス」をはじめ、違法なインスタンスが登場するリスクも否定できないのではないか。
すでにフリマアプリで販売できなかったヤバいものを売買する“闇市”としてマストドンを利用しようとしている輩まで登場しはじめているという噂も……。
「犯罪に使われる可能性もあると思います。ただ、日本語版インスタンスのmstdn.jpを立ち上げたnullkal氏は、警察や裁判所から要請があれば、ログを開示すると名言しています。また、プロバイダの通信履歴を調べればバレてしまうでしょう。そこまでして違法インスタンスを運営するメリットがあるのか、という話ですが」(前出のIT関係者)
新SNSのマストドン。一般層への知名度はまだまだといえる。「マストドンって強いの?」と問われれば、今はまだ弱いのかもしれない。実際、IT界隈の人たちでさえ、様子を見ている最中だという。だが今後、強くなる可能性は秘めている。どのように普及していくのか、動向を見守りたい。
<取材・文/日刊SPA!取材班>
今後起こりうるリスク
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