食べ物を粗末にして炎上するのは日本だけ!?――大量のアイスがインスタ投稿後、食べずにゴミ箱へ…
― ひろゆきのネット炎上観察記 ―
●ビックリマン現象の再来か。アイス破棄に非難の声続出
「インスタ映え」すると若い女性に人気のアイスクリーム店。しかし、ツイッター上に写真撮影しただけで食べずに捨てられた大量のアイスが入っている同店のゴミ箱だという写真がアップされたことがまとめサイトやキュレーションサイトで取り上げられた。ネット上では「インスタの闇を見た」「ビックリマンを思い出した」などのコメントが寄せられている
昭和の時代にロッテが発売した「ビックリマンチョコ」というお菓子のシール集めが社会的ブームになったことがありました。当時はどこの町でもビックリマンチョコが売り切れている状態だったので、売っているのを見かけた人が箱買いしてシールだけを抜き取ってお菓子を捨てるってのが、全国各地で起きてニュースになったりしたのですね。
これは’80年代に起きていたことなんですが、最近はインスタグラムに綺麗な写真を上げるのが目的で食べ物を捨てるって話がありまして。時代は変わっても人間がやることは変わらないなぁ、、、と思うわけですが、ネットとかだと「インスタの闇を感じる」とか話題になっていたりするわけです。んでも、撮影のために立ち入り禁止の場所に入るとか、目的のためにモラルや法を逸脱しちゃうのは、ネットだけじゃなくよくある話でして。
ただ今回は食べ物に関することは敏感に反発する人も多いので、騒ぎが大きくなっちゃったって話だと思うのですよ。コンビニのアイス用冷蔵庫に入った写真を撮った話とか、テラ豚丼とかも話題になりましたし。
友達と大須のかわいいアイス食べたんだけどみんなインスタ写真撮る目的だからかほとんど捨てられててインスタの闇を感じた( ˙-˙ ) pic.twitter.com/xGgqRS3StH
— ♡R i n a♡ (@ani__R) 2017年6月1日
食べ物を粗末にすることって、日本だと炎上しますよねぇ。。。
1
2
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』
記事一覧へ
![]() | 『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』 仕事やプライベートで言葉に困ったとき…ひろゆきなら、こう言う! 50のシチュエーション別に超具体的な「言い換え術」を伝授。 ![]() |
![]() | 『ざんねんなインターネット』 日本のインターネット上で起こる様々な炎上事件や犯罪行為をどう見てきたのか? 満を持して出す、本気の「インターネット批評本」! ![]() |
![]() | 『僕が親ならこう育てるね』 2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏の新刊は“教育&子育て論” ※本の著者印税は、児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられます。 ![]() |
記事一覧へ
【関連キーワードから記事を探す】
V系バンドマンの“黒歴史”、変貌ぶりがSNSで話題に「本当は出したくない写真だったんです(笑)」
外国人観光客にも大人気「新宿東口の猫」の“稼ぎは億単位”だった…そのワケを担当者に聞く
“マスク詐欺”で話題のYouTuberが、14歳で動画投稿を始めて200万フォロワーを超えるまで「昔から人間観察をよくしていて」
トー横・病み界隈に“居場所”を求めた23歳女性が踏み出した一歩「欲望に忠実な人間なので(笑)」
「居眠りしてても年収700万円って……」29歳の新人市議が暴露する“地方議員のヤバすぎる現実”
日野皓正ビンタ騒動と映画『セッション』はどこまで似ているのか?【コラム二スト木村和久】
「休憩時間のノンアルビールはアリかナシか」論争で見えた日本人らしさ
食べ物を粗末にして炎上するのは日本だけ!?――大量のアイスがインスタ投稿後、食べずにゴミ箱へ…
「居酒屋でフライドポテト注文したら上司に怒られた」みたいな話がネット上で話題になっちゃうワケ
“国民一人、1日100円節約”ツイートが大炎上――節約家・ひろゆきが思う「節約が良い意味で使われない不思議」
なんでも野球で例える「野球用語おじさん」がウザい。実のないアドバイスに辟易…
絶対に女性に送っちゃいけないクソLINE。“俺日記”に困った…
マネタイズ、ダイバーシティ…カタカナ語のイラッとする用例集
女性に“キモい”と思われる口説き文句。「ウチでDVD観ない?」はアリかナシか
20代女子が嫌がる合コンのルール 「全員で乾杯」が不評なワケ
ありもしない「女性有名人の水着投稿」がインスタに次々とアップされる非道。“本物だと信じこむユーザーも数多く存在
インスタ副業で脱サラに成功した人も!大人が副業を学べる「バズカレッジ」の全貌に迫る
「夏にダサくなってしまう男のNGファッション」に共通する5つの特徴
「ほとんど飲み物な牛丼」って…食通デブが作る究極のがっつりメシ8選
峰竜太、私服姿のインスタが突然のバズ…SNSでおしゃれ認定された男性芸能人
Twitterで22万いいね、漫画「彼氏の周りに湧くウザい女たち」に共感の嵐
唐田えりかはなぜ「匂わせ」たのか?自慢せずにはいられない人間の心理
“おっさんLINE”を要約したら、ピチカート・ファイブの名曲になる――patoの「おっさんは二度死ぬ」<第47話>
風俗嬢に聞いた「嫌われる中年男性客」の特徴
男のひとりよがりなベッドテクに女子から不満が続出「気持ちいい?って何の確認だよ」
今の小学生は「殺し合い系のゲーム」に夢中…親を悩ませるトラブルも発生
人生のムダ使い!スマホ中毒の実態は?治す方法も指南【週刊動画SPA!】#2
iPhoneがiOS12で「スマホ中毒」に対応。アプリの整理ほか、今すぐできるデジタルデトックス
日本でどうなる?歩きスマホ禁止条例【コラムニスト木村和久】
食べ物を粗末にして炎上するのは日本だけ!?――大量のアイスがインスタ投稿後、食べずにゴミ箱へ…
フワちゃん炎上は必然か。“タメ口”タレントを日本人が「本心では」認めていない理由
フワちゃん炎上から「義務教育の敗北」を感じる東大生。ネット民が『羅生門』から学ぶべきこと
「日本と中国の違いすら…」黒人侍“弥助”で炎上の仏ゲーム、問題は時代考証だけじゃない。東大生の考察は
“スケスケ衣装”で炎上する経営者モデル・藤川らるむ。批判の声浴びても「露出はやめない」理由とは
モノを壊しまくる“Appleの新CM”に批判が殺到。それでもブランディングとしては「成功」と言えるワケ
【ひろゆきの兵法 第2巻】結婚できない氷河期世代の男女に残された、最後の道とは?
新連載【ひろゆきの兵法 第1巻】国は僕らが困っても助けてくれない。就職氷河期世代はどう生き抜くべきか?
【ひろゆき構文・最終回】「失礼なことを言う人」がいるとき、相手に損をさせる言い方とは…
【ひろゆき構文】「大物と仕事した」アピールをされたとき、マウンティングをやめさせる言い方とは…
【ひろゆき構文】浮気を疑う夫が「子供のDNA検査をしたい」…うまく断る言い方とは
この記者は、他にもこんな記事を書いています