今と昔の不倫マンガを比較「現代を映す不倫マンガ3選」
なかでも注目する作品は?
「最初は夫の不倫を全否定していた妻が、自分も不倫に流されそうになってしまったことから夫を許そうと考えたり、夫の嘘を知り、また気持ちが頑なになったりと振り子のように揺れる気持ちと信じることの難しさを描いた『ホリデイラブ』はとてもリアル。55歳独身の女性漫画家が主人公の『月と指先の間』は、恋愛を盛り上げるための不倫ではなく、主人公の生き方そのものを表す一要素として不倫が描かれています」
最後のひとつは「夫婦公認不倫」というテーマで夫婦のありかたを問い直す『1122(いいふうふ)』。
「セックスレス、モラハラといった要素を盛り込み、夫婦が思いやりながらも感情がもつれていく様子を描いた作品。誰もが相手に真摯だからこそ胸が詰まります」
<現代を映す不倫マンガ3選>
●ホリデイラブ~夫婦間恋愛~
原作・こやまゆかり/作画・草壁エリザ(講談社)
2組の夫婦のW不倫を通して、亀裂や行き違いと、許しと修復の過程を交互に描く。家に帰れず道の駅での車中泊、SNSで知ってしまう浮気の情報、出会い系アプリなど現代的な小道具も登場
●月と指先の間
稚野鳥子(講談社)
55歳の少女漫画家という主人公の設定も新鮮だが、働く独身女性のジレンマを体現している。創作のガソリンとして、共にマンガ業界で闘ってきた編集者との不倫を選んだ過程が善悪を超えて描かれる
●1122(いいふうふ)
渡辺ペコ(講談社)
結婚7年目。仲は良く、信頼はあるけれどセックスレスの夫婦・いちことおとや。おとやには、いちこも公認の恋人・美月がいるが、恋に夢中になる夫の姿に、いちこは動揺を隠し切れず……。
取材・文/青山由佳 加藤カジカ 牧野早菜生(本誌)
― [不倫の泥沼化]が止まらない ―
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