ヤクザ狩りでシマを横取り。関西アウトロー集団の末路
―[素人にハメられる[ヤクザの悲劇]]―
’08年の暴対法施行、さらには’11年に暴排条例が全国で施行されて以降、暴力団の居場所はどんどんと狭くなっている。この情勢に応じて一般人がヤクザを脅すというかつてなら考えられないような事態が起きているようだ。
ヤクザ狩りでシマを横取り。関西アウトローの暴走
ヤクザのシマを荒らしてみかじめ料を徴収。従わなければ暴力で報復……。そんなマンガのようなアウトロー集団が関西にいた。
「某地下格闘技団体の主宰者がアウトローの世界のトップに君臨し、関東連合を模倣しとった。最終的には芸能利権にまで食い込もうと考えていたようや」(関西の有力暴力団幹部)
トップの人物は「ヤクザ嫌い」を公言し、気に食わないことがあれば配下の者の頭を灰皿でドツくなど、ヤクザ以上に凶暴だと、ヤクザからも一目置かれていたという。しかも、組織が大きくなるにつれて暴れ方もより派手になる。ミナミの飲食店を中心にみかじめ料を勝手に徴収し始めたことから、山口組との関係は悪化。怖いもの知らずはさらにエスカレートした。偶然出会ったヤクザらと乱闘騒ぎを起こしたり、キャバクラでいきなりヤクザの幹部をドツいて大騒動になったこともあった。
「町でイキって歩いているヤクザがおったら集団でタコ殴り。常に10人単位で行動をして事務所も構えとったし、もう、どっちがヤクザなんやと」(前出の暴力団幹部)
行きすぎた行動によって大阪のヤクザたちは“本気”でその男を捕まえにかかったが、男はそのヤクザが対立する別の組織にケツ持ちを依頼。これで話が収まると思いきや、なぜかさらに別の組にも相談していた事実が発覚。結局は大阪中のヤクザを敵に回し、果ては警察からも追われる身になった。
「雲隠れしてミナミにも現れなくなった。次第にアウトローたちも消えて、指名手配中のアタマは警察によってお縄となったんや」(大阪府警関係者)
アウトローの連中によれば、警察に捕まってよかったとさえ言われている。ヤクザが先に捕まえていたら今頃どうなっていたかわからないからだ。同じ頃、ヤクザたちも胸をなで下ろしたという。「あんなヤツと関わりたくない。パクられてよかったわ」と。
― 素人にハメられる[ヤクザの悲劇] ―
―[素人にハメられる[ヤクザの悲劇]]―
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