“イケメン”の結婚は許される?――小橋建太の青春おすそわけ#3【黒潮“イケメン”二郎 対談vol.3】
“鉄人”と呼ばれた元プロレスラー・小橋建太が、現役レスラーをゲストに招いてトークを繰り広げる新連載がスタート!
第1回のゲストは、今をときめく黒潮“イケメン”二郎。昭和の香りぷんぷんの派手なジャケットを身にまとい、手鏡に映る自分のイケメン(?)っぷりに酔いしれる。福山雅治の「HELLO」を丸々1曲使った“焦らし”入場は、インパクト特大だ。9月2日(土)・WRESTLE-1横浜文化体育館大会でのタイトルマッチを前に、「24歳。デビュー6年目」の本音を小橋にぶつける3回目。
【黒潮“イケメン”二郎vol.3】
小橋:プロレスラーにとって、劣等感は大事。イケメン君は劣等感、ある?
イケメン:ほんとに正直なことを言うと、新日本プロレスに対してはあります。試合をよく見たら同じようなことをやってたりするのに、お客さんは100倍湧いてるなとか。100倍入ってるなとか。
小橋:新日本も見たりするの?
イケメン:しますね。もう、全然違うんですよね。今プロレスって、盛り上がりで言ったら、昔と変わらないようなものが戻ってきてるじゃないですか。でもそれって、WRESTLE-1にはないんです。全日本も今、盛り上がってますけど、WRESTLE-1だけがないんですよ。それってどうなんだろうと。個人じゃなくて、WRESTLE-1の一員としてどうかっていうのは、今すごい感じます。
小橋:これからチャンピオンになって、自分が団体を引っ張っていくっていう思いが強ければ強いほど、やっぱり変わっていくんだよ。変わっていこうとする中で、周りの人がどれだけ協力してくれるか。新日本だって、最初からすべてが上手くいっていたわけではないから。悔しい思い、強い思いを持っている人間がいるというのが、まずは大事。
イケメン:個人の力でどうにかなるものでしょうか?
小橋: WRESTLE-1の人たちみんな、悔しいという気持ちはあると思う。ただ、新日本プロレスに対して、っていう人が、何人いるか。イケメン君はそれを素直に言ったから、可能性はあるよ。新日本に入るとかそういう問題じゃなくて、WRESTLE-1で越えていきたいっていうことだよね? 新日本から引き抜きの話があっても、行かないでしょ?
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イケメン:いや、もしかしたら……。冗談です、行くわけないじゃないですか! WRESTLE-1を盛り上げますよ。
小橋:プロレスのことをいつも考えているのは、すごくいいことだと思う。ファンのみんなは、その姿勢をすべて見てるから。チャラチャラしているキャラだけど、実は考えてる人なんだっていうのはお見通しだからね。この若さで自分の団体のことを考えているんだったら、可能性が見えてくるんじゃないかな。WRESTLE-1を盛り上げたいということ以外には、悩みとかあるの?
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尾崎ムギ子/ライター、編集者。リクルート、編集プロダクションを経て、フリー。2015年1月、“飯伏幸太vsヨシヒコ戦”の動画をきっかけにプロレスにのめり込む。初代タイガーマスクこと佐山サトルを応援する「佐山女子会(@sayama_joshi)」発起人。Twitter:@ozaki_mugiko
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■「2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA」9.2 神奈川・横浜文化体育館大会
http://www.w-1.co.jp/schedule/tour2.php?id=1677#card
開催日:9月2日(土)
開催時刻:15時試合開始/14時開場
場所:神奈川・横浜文化体育館
※WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負:芦野 祥太郎vs黒潮“イケメン”二郎
※WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負:アンディ・ウーvs吉岡世起
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