更新日:2022年12月10日 18:50
お金

親の年収別にみた「子供の進路」の限界 年収300万円では国公立大学も苦しい!?

習い事は一切せずに独学で進むしかない

男の限界値 そして、年収300万円世帯の子供は学費的にオール公立で大学には手が届かない。 「塾に通えないため、行ける高校も限られてしまうかもしれません。それでも、中高一貫の公立校や大学付属の公立高校に入学できれば良質な教育を受けられるチャンスはある。そうなれば国公立大学や私大の特待生という道が見えてきます。最近の中学受験では、公立一貫校のみ受験という層も増えているんですよ」  設立から日が浅いにもかかわらず東大合格者を輩出するなど、注目される公立の中高一貫校。ここで勉学に打ち込み優秀な成績を収めるしか年収300万円男の子供が大学進学するチャンスはない。 <子供に提示できる進路の限界値> ・年収300万円限界値…オール公立で高校卒業まで ・年収500万円限界値…公→公→公→推薦・AO入試で私大文系 ・年収700万円限界値…公→公→私→国公立か私大文系 【安田賢治】 大学通信 常務取締役。大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネージャーとして教育の最前線を知る。著書に『教育費破産』(祥伝社新書)など ― 年収別 男の限界値 ―
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