スピード違反の罰金、払わないほうが得をするという「理不尽」
なぜ、素直に応じなかった側が得をすることになってしまうのだろうか?
「というか、ほぼすべてのドライバーが素直に応じることを前提に、毎年膨大な数の取り締まりはあるのです。取り締まりの約95%は青キップの違反で、その納付率は100%に近い。赤キップの違反でも略式に応じない人はごく一部。こんな状態で、制限速度や取り締まりのあり方を見直すはずがないでしょう」
最新情報2014-2015 なんでこれが交通違反なの!?』(草思社)など。ブログ「今井亮一の交通違反バカ一代!」
取材・文/横田一 写真/SPA!覆面LOVE隊ジャーナリスト。『仮面 虚飾の女帝・小池百合子』(扶桑社)、小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」に関する発言をまとめた『黙って寝てはいられない』(小泉純一郎/談、吉原毅/編)編集協力、『検証・小池都政』(緑風出版)など著書多数
しかし、起訴される可能性がゼロというわけではない。
「重い違反の人や、反警察感情からゴネているだけの人は起訴されやすい。国選弁護人の費用などを負担させられることもあります。ご注意を」
【今井亮一】
交通ジャーナリスト。著書に『1
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