コンビニコーヒーの[ひとり勝ち]、セブンのコーヒーは本当に凄いのか?
コンビニフードやファストファッションなど、さまざまなジャンルで圧倒的な人気を誇る商品がある。それらは、「売れているから」という理由で手に取りがちだが、果たして本当にすばらしい商品なのか? 専門家がその実力をジャッジ!
<コンビニコーヒー>
ひとり勝ち ホットコーヒーR(セブン-イレブン・100円)
対抗 マチカフェ ホットカフェラテM(ローソン・150円)
大穴 カフェフラッペ(ファミリーマート・270円)
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まず検証してみたのは、100円から買える手軽さもあってチキン同様コンビニのレジ横で人気のコーヒー類。特に、セブン-イレブンのコーヒーは、年間10億円の売り上げを誇る「一人勝ち」商品だ。いったいどこが違うのか? バリスタの松本卓巳氏に聞いた
「日本人が好きな、古き良き喫茶店風のオーソドックスなコーヒーなので、万人ウケする味。そして、ファミリーマートやローソンがエスプレッソマシンなのに対して、セブン-イレブンは一杯ずつドリップしているという点で日本人が思うコーヒーの味にしっかりマッチしているので頭ひとつ抜け出ているんです」
だが、ホットカフェラテならローソンも負けてはいないのだとか。
「流行のスペシャリティ系コーヒーをベンチマークにしていて、女性に好まれるまろやかな風味。デカフェ対応なのもうれしい気遣いです。アイスカフェラテもセブンとローソンは拮抗していますが、ローソンが製氷機を使っているのに対し、セブンは冷凍庫で締めた氷を使うので、水っぽくなりづらい。おいしさが長持ちするという点でセブンが一歩リードです」
ちなみにファミマは?
「コーヒーそのものはほかの2社に比べ出遅れ感がありますが、ほかにはないアレンジされたドリンクでアプローチしているのでは?」
●判定
万人ウケのセブンが圧勝だが、女性ウケならローソンも好勝負
<取材・文/週刊SPA!編集部>
※週刊SPA!3月13日号「[ひとり勝ち商品]の実力を検証してみた」より
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