おにぎりに+1品するなら? コンビニ食で健康になる食べ合わせ
管理栄養士の川村郁子です。
忙しい時や、小腹が空いた時に便利なコンビニ。私たちの生活には切っても切り離せない存在です。しかし、何でも揃っているが故に、何となく「お腹にたまりそうだから」という理由で食品を選んでいませんか?
そこで今回は、コンビニ食を選ぶ際に、+1品するだけで健康に近づく食べ合わせをお伝えしていきます。
まずは、腹持ちの良いおにぎりに+1品すべき食べ合わせです。
①卵入りサラダ
おにぎりは、タンパク質や食物繊維が不足しがちです。なので、+1品では卵(タンパク質)と野菜(食物繊維)がとれる「卵サラダ」がオススメです。また、大豆がたっぷり入ったビーンズサラダでも良いですね。
②豚汁
豚汁には豚肉(タンパク質)とゴボウなどの根菜類(食物繊維)が含まれています。なので、こちらもおにぎりに不足している栄養素を補足することができます。
他にも、「おでん」もおにぎりとの相性が良いです。これからの季節には向かないかもしれませんが、「卵と大根」「厚揚げとコンニャク」などの組み合わせにするとタンパク質と食物繊維をどちらも補えます。
続いては、手軽に食べられるサンドウィッチとの食べ合わせです。
①ミネストローネスープ
サンドウィッチは、炭水化物や脂質、そして少量のタンパク質が主な栄養素で、食物繊維が不足しています。なので、ミネストローネで野菜を補うようにしましょう。タンパク質も少し不足しているので、ゆで卵を追加されるのも良いでしょう。
②チキン入りサラダ
タンパク質がやや不足しているので、チキン入りのサラダでタンパク質を補いましょう。またサンドウィッチでは不足している野菜も補うことが出来ます。
もし余裕があれば、さらに「豆乳」や「牛乳」を追加してカルシウムやカリウム、ビタミンB群を補うと、よりバランスが整いやすくなります。お茶や水を飲むのであれば、ぜひこちらを選んでみてください。
おにぎりが食べたい場合

サンドウィッチが食べたい場合

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福岡出身のお酒や美味いもん好き管理栄養士。太っていたことがきっかけで栄養学に興味を持つ。病院栄養士を経験後、独立。現在は栄養専門学校講師や栄養ライターとして「食いしん坊でも健康になるコツ」を発信している。
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