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「私服がない・友達いない・趣味がない」三重苦おじさんの行く末

 また趣味を持ち、友人関係を広げるオジサンも一部で現れてきた。
オジサン3大典型

<オジサン3大典型・友達がいない>仕事ばかりで生きてきたため、40代にもなると友達もいない。「だからこそ2人組の親密なオジサンを見つけると嬉しくて(笑)。「奥さんが友達代わり」という人も」(なかむら氏)

「今までのオジサンは家族を養うことを前提にお金を稼いできましたが、近年は晩婚化により、独身のまま趣味にお金を費やす人も増えました。またアニメやゲームなども大人の趣味として市民権を得た。そして今はSNSを通じて趣味の仲間と小さなクラスタで繋がることもできます」(田中氏)  既婚者も、子育てへの参加で近所にパパ友ができたりと、新たな人間関係を作る機会が増えている。 「子育てへの参加は友人関係も趣味も広げてくれます」と田中氏。 「一方で趣味に熱中するオジサンに『余計なことはするな』と圧力を加える部分も社会にはありますよね。急にソバ打ちに目覚めたオジサンが家族から心配され、周囲からもバカにされがちなのはその一例です」  趣味がなくても趣味を持ってもバカにされるのは、オジサンにはあまりにつらい状況だ。
オジサン3大典型

<オジサン3大典型・趣味がない>統計でも趣味の時間が少ないオジサン。「増えているのはネットを使う時間くらいです」(田中氏)。「でも公園とかで思う存分気が抜けている姿は羨ましく見えます」(なかむら氏)

「しかしオジサンの収入が減り、家での立場も弱まった今、趣味なし友達なしでは生きづらい。接待のゴルフなどではなく、『これをすると楽しい』と感じる趣味を持ち、『この人といると面白い』と思える友達を持てると楽になるはずです」(同)  もう「仕事だけしていればいい」時代は終わった。今は新たな居場所を見つけることが急務である。 <イラスト/なかむらはるみ> ― 中年男[おじさん]の30年史 ―
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