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「下流老人」になりやすい人の特徴…飲み友達が少ない、挨拶はあまりしないetc.

無気力、安易な迎合が精神を下流老人に近づける


[下流老人]になる人の意外な特徴 生活保護受給者の診察やカウンセリングも多数行う、精神科医の春日武彦氏はこう分析する。

「40代で社会的に孤立していて、性格的には無気力、すぐに自暴自棄になる人。そして自分のアイデンティティをろくでもないところに定め、安心しているような人が下流老人になる人の典型です」

 貧しくても豊かな人間関係があれば、ある程度幸せに暮らせるが、下流老人にはそれがない。「親しい友人または飲み友達は少ない」(66%)、「冠婚葬祭は面倒なのでなるべく避ける」(41.5%)人は下流老人予備軍だ。

「その後の持ちつ持たれつの関係を考えると、長い目で見ればご祝儀代ぐらい回収できるんですよ。不義理をする人間は、いざとなっても誰も助けてくれません」

 頼れる友人がいないため「ヤフー知恵袋にガチの相談を書き込む」が4%と少数だったのがまだ救いか。中でも春日氏が特に問題視するのは、「挨拶はあまりしない」(39.5%)。かなり多いが……。

「挨拶をすればとりあえず敵をつくることはないのに、そういう損得勘定もできないから下流になる」

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『とりあえずビール』も危ない

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無力感は狂いのはじまり

「狂い」の構造2





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