農道のフェラーリ「軽トラ進化論」。アメリカのマニアも超COOLと大絶賛
でも、ライバルのダイハツ・ハイゼットトラックにも、似たようなのがありました。その名は「ハイゼットトラックジャンボ」。ジャンボだよ! ジャンボ!!
ジャンボつっても、室内がちょっと広いぶん、荷台は狭くなってるからデカくはないんだけど、言われてみれば頭でっかちなぶん、ジャンボジェットに似てるかも! すげぇぞハイゼットトラックジャンボ!
スーパーキャリイがダメならハイゼットトラックジャンボだということで、ダイハツに試乗をお願いしたところ快諾いただき、オマケにフツーのハイゼットトラックまで、比較のために貸してくださいました。ダイハツありがとう!
実物に対面してビックリ。なんてステキなボディカラーだ!
ジャンボはカーキ色。軍用車みたいで超COOL! ノーマルのほうは農業女子向けの薄いピンクだす。さすが軽トラはボディカラーも最先端をいってるぜ! オシャレすぎて涙が出る。
乗り比べてみると、確かにジャンボのほうがゴージャス感が高い。やっぱり背中のすぐ後ろが壁ってのは、微妙にココロに余裕が持てないけど、後ろに13.5cm余裕があると、かなり気分が違う。リクライニングだってほら、かなり倒れるでしょ!? こんだけ倒れりゃギリギリ昼寝できるし、お買い物にも使いやすい!
それにしても、最近の軽トラって乗り心地がいいんですね。まさかこんなにフワフワしたマシュマロみたいな足回りだとは知りませんでした。軽トラ最高! 特にジャンボ最高!

ハイゼットトラックジャンボ(109万6200円~)。ジャンボはこんなに広いんです。昼寝もできるし、いちいち荷台に移動してイチャイチャしなくても大丈夫! 背もたれの後ろに、スーパーの買い物袋などの荷物を置けるのも便利であります
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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