雑学

落ちこぼれが優秀な東大生に追いつくために編み出した生活習慣「あらゆることをゲーム化する」

「目標を立てても続かない……」。そう感じるのは自分で設定した「ルール」に問題があるからかもしれない。現役の東京大学3年生で、『東大式習慣』の著者である西岡壱誠氏は、元偏差値35から東大合格を果たした経験の持ち主。そんな西岡氏が、目標を立てるときに押さえるべきルールの組み立て方を解説。

“落ちこぼれ”が優秀な東大生に追いつくために編み出した習慣術


 東京大学に入学しておきながら、同じ東大生に対して劣等感を感じている……。それが大学に入学した頃の僕でした。何しろ僕は偏差値35から浪人生活を経て東大に入学しており、いわゆる「ナチュラルボーンな東大生」ではなかったからです。

 入学以来、これまでに僕は300人以上の東大生を見てきましたが、彼ら彼女らが常に合理的で効率的であることに驚かされます。たとえば、ある人は、ネット記事の中から自分が今読むべき記事を効率的にピックアップする仕組みを作っていましたし、本の要点のみをまとめたサイトを利用して、知識量をどんどん溜め込んでいるという人もいました。

 そう、彼ら東大生は、「最小限の努力で最大の結果を出す」ことをごく自然とやっているのです。しかし、僕には、そうした周囲の東大生の習慣をマネすることはなかなかできませんでした。そこで考え抜いた末、このように思考を切り替えたのです。

「マネできないなら、エッセンスだけを抽出して、簡単なものに作りなおしてみよう!」

 僕はもともとゲームが大好きです。ですから、ゲームと組み合わせて、「誰でも簡単に効率的に行動や思考ができるようになる習慣」を作ることができないかと研究をはじめました。そして「ゲーム式習慣術」と名付けた独自のメソッドを編み出したのです。

ルールを決めて、生活のあらゆることをゲーム化する


 それでは、ゲーム式習慣術のポイントを説明しましょう。僕は著書『東大式習慣』の中で、ゲーム式習慣術の5つの「極意」を紹介しています。そのなかで「極意1」に掲げたのが、「最初に『ルール』を設定する」というもの。実はルールさえ決めれば、生活のあらゆることをゲームにすることができます。

 たとえば、「朝食の間に、今日の出来事をすべてシミュレーションして、準備が不足していることを発見できればゲームクリア」とルールを決めれば、それは「1日の出来事シミュレーションゲーム」として楽しむことができます。

 ただし、このルールの「設定」をおろそかにしては、いいゲームはできません。たとえば、「朝食を食べ終わるまでに」という制限と、「3つ以上『準備不足な点』を洗い出せればクリア」という勝利条件を組み合わせることでゲームは成立しますが、これらのルールが適切であるかは常に見直し、工夫する必要があるでしょう。

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時間を味方にする

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